この記事は2006年10月に掲載されたものです。
状況が変わったり、リンク先が変わっている可能性があります。
チラシ折り込み問題を議論する制作者必見の「吉祥寺ちらし会議」開催、関西も含め豪華パネラー集結
演劇の宣伝美術中心に活動するグラフィックデザイナー・京氏のチラシ作品が100点に達したのを記念し、個展「100:」が青年団「ソウル市民三部作連続上演」(12/6~12/17、東京・吉祥寺シアター)関連企画として、同劇場内で公演期間中開催される。京氏は青年団国際交流プロジェクトや若手自主企画などを多数手掛けている。
個展の関連イベントして京氏の主宰するkyo.designworksは、演劇関係者のあいだで議論となっている折り込みチラシの問題を話し合う「吉祥寺ちらし会議」を武蔵野商工会館(東京・吉祥寺)で行なう。
会議にはこの問題に関心を持つ制作者、主宰者、宣伝美術デザイナー、劇場プロデューサー、観客代表が一堂に会し、関西からチラシ折込廃止について問題提起したAI・HALL(兵庫県伊丹市)の志賀玲子プロデューサー(2006/9/4付本欄既報)、京都を中心にチラシを多数手掛ける清水俊洋氏も参加する。折り込みに長らく携わってきたポスターハリス・カンパニーとネビュラエキストラサポートからも代表者が出席、チラシ折り込みを議論するにふさわしいメンバーが揃った。
個展最終日には一般向けの宣伝美術ワークショップも開催。京氏がアートディレクターを務めた「TOKYOSCAPE」全体チラシを題材に、演劇フェスティバルのチラシを考える内容。こまばアゴラ劇場「冬のサミット」で実施している「制作者のための宣伝美術ワークショップ」とは異なり、一般向けの発想力を鍛えるものになる。以上2イベントはfringeが共催。
吉祥寺ちらし会議
- 日時
12/16(土)15:00~18:00 - 会場
武蔵野商工会館5F会議室 - 出演
- パネラー(50音順)
郡山幹生(有限会社ネビュラエクストラサポート代表取締役)
笹目浩之(ポスターハリス・カンパニー代表/テラヤマ・ワールド代表)
志賀玲子(舞台芸術企画制作)
清水俊洋(宣伝美術デザイナー)
高野しのぶ(現代演劇ウォッチャー/ライター)
前田司郎(五反田団主宰)
箕島裕二(武蔵野市立吉祥寺シアター支配人) - 進行
京、荻野達也(fringe)
- パネラー(50音順)
- 料金
2,000円(申込先着順) - 申込方法
kyo.designworks専用フォームで10/23(月)受付開始
詳細は同サイト参照
宣伝美術ワークショップ
- 日時
12/17(日)14:00~18:00 - 会場
武蔵野商工会館5F会議室
※吉祥寺シアターに集合、展示ツアーの後に移動。 - 講師
京、荻野達也(fringe) - 料金
2,000円 - 定員
32名(申込先着順) - 申込方法
kyo.designworks専用フォームで10/23(月)受付開始
詳細は同サイト参照