演劇の創客について考える/(29)ART COMPLEX 1928のコンテンツファンドの経験に学ぶ

カテゴリー: 演劇の創客について考える | 投稿日: | 投稿者:
Pocket

●分割掲載です。初めての方は(予告)から順にご覧ください。

演劇公演が外部から資金調達する場合、助成金や購入型クラウドファンディングが主流になっていますが、出資という手段があることをご存知でしょうか。例えば、ブロードウェイの無期限ロングランは投資家による「エンジェルシステム」と呼ばれる資金調達で支えられてきた歴史があり、日本でも商業演劇は製作委員会方式が導入されるようになりました。

続きを読む

文化庁「文化芸術活動の継続支援事業」で採択されるべき舞台芸術関係者は、少なくともあと1万人程度いるだろう

カテゴリー: フリンジのリフジン | 投稿日: | 投稿者:
Pocket

新型コロナウイルス感染拡大で活動自粛を余儀なくされた芸術文化関係者を対象に、国の第2次補正予算で実現した文化庁「文化芸術活動の継続支援事業」。総額509億円の予算が組まれたが、9月11日までに採択されたのは約28億円分だという。

しんぶん赤旗「文化補助金改善を 関係者と吉良氏要請 “窮状に合わず”」

続きを読む

物事を本質だけで比較してはいけないときがある

カテゴリー: フリンジのリフジン | 投稿日: | 投稿者:
Pocket

私自身は、しっかり感染予防対策をした上でなら公演は続けてもよいという考えで、演劇がいかに脆弱な経済基盤の上に成り立っているかを実感してきたので、野田秀樹氏の意見書「公演中止で本当に良いのか」にある「観客の理解を得ることを前提とした上で、予定される公演は実施されるべきと考えます」、平田オリザ氏のNHK総合「おはよう日本」インタビューにある「製造業の支援とは違うスタイルの支援が必要になってきている」に異論はない。この主張そのものには全く同感である。

一方で、野田氏の「スポーツイベントのように無観客で成り立つわけではありません」、平田氏の「製造業の場合は、景気が回復してきたら増産してたくさん作ってたくさん売ればいいですよね」という比較が批判を集め、バッシングを受けた。誰もが例外なく厳しいコロナ禍の状況では、比較すること自体がおかしいという意見はそのとおりだと思うが、両氏の表現が本当に演劇界と世の中のギャップそのものなのか、問題点を自分なりに整理しておきたい。

続きを読む

『シアターアーツ』「2019AICT会員アンケート」、私の実験的・先駆的作品はパンチェッタ『Ten』、「シアタートラム ネクスト・ジェネレーション」に期待

カテゴリー: フリンジのリフジン | 投稿日: | 投稿者:
Pocket

4月末発行予定のAICT(国際演劇評論家協会)日本センター『シアターアーツ』(晩成書房)64号に掲載される「2019AICT会員アンケート」に参加させていただいた。

続きを読む

私が選ぶベストワン2019

カテゴリー: フリンジのリフジン | 投稿日: | 投稿者:
Pocket

日本劇団協議会機関誌『join』の「私が選ぶベストワン2019」に参加させていただいた。2月末発行予定の96号に掲載されるそうだ。

続きを読む

演劇の創客について考える/(28)DULL-COLORED POP「福島三部作」でカルチベートチケットをやってみる

カテゴリー: 演劇の創客について考える | 投稿日: | 投稿者:
Pocket

●分割掲載です。初めての方は(予告)から順にご覧ください。

この連載「演劇の創客について考える」では、これまで様々な提言を続けてきました。スタート時の(予告)でも書いたとおり、創客の答えは一つではなく、演劇界全体の課題として、それぞれの人間がそれぞれの立場で出来ることを積み重ねていくしかありません。

続きを読む

東京商工リサーチのキャラメルボックス関連記事で腑に落ちない点

カテゴリー: フリンジのリフジン | 投稿日: | 投稿者:
Pocket

東京商工リサーチが公式ウェブサイトに掲載している「データを読む」で、6月27日~7月1日にかけて、演劇集団キャラメルボックスに関する記事が3本も掲載された。よほど演劇に関心のある記者がいるのだろう。

続きを読む

文化庁の補助金は法人限定でいいが、基金の助成金を法人限定にするとどういうことになりそうか。

カテゴリー: さくてき博多一本締め | 投稿日: | 投稿者:
Pocket

 芸術文化振興基金の助成制度は、現在では任意団体であるふつうの劇団でも申請ができます。
 しかし、この制度を「法人でなければ申請できない」というように変えようとしている噂を聞きました。

 あくまで噂ですので、実際のところはわかりませんが、もしそうなった場合にどうなるのかということを考えてみたいと思います。
 あくまで、仮定の話としてご覧ください。

 結論から言えば、国内の演劇シーンを長期で見た時に、得策ではないと思われます。

続きを読む

その企画に「××初」と銘打つ前に、本当に初めてなのかネットで広く呼び掛けて検証してもらえばいい

カテゴリー: フリンジのリフジン | 投稿日: | 投稿者:
Pocket

演劇公演の宣伝文で、「××初」と銘打たれていることがある。本当にそうだろうかと思い、調べてみると前例があったケースを、この1年間で複数体験した。普通の間違いならスルーするが、明らかに歴史的事実と反する場合は、主催者に連絡したり、ネット上で誤りを指摘することにしている。そうでないと、前例自体がなかったことになってしまい、先達の記録が失われてしまうからだ。保存出来ない舞台芸術だが、その記録までなかったことにする行為を私は許せない。演劇人は著作権侵害には敏感だが、こうした公演自体の名誉を棄損する行為にも、もっと注意を払うべきだと思う。

続きを読む

『シアターアーツ』「2018AICT会員アンケート」、私のベスト5は『百年の秘密』『九月、東京の路上で』『サマータイムマシン・ワンスモア』『1961年:夜に昇る太陽』『郷愁の丘ロマントピア』

カテゴリー: フリンジのリフジン | 投稿日: | 投稿者:
Pocket

4月末発行予定のAICT(国際演劇評論家協会)日本センター『シアターアーツ』(晩成書房)63号に掲載される「2018AICT会員アンケート」に参加させていただいた。

続きを読む