文化庁の京都移転についての諸意見について思う

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 文化庁が京都に移転するというニュースを2月に知りました。
 そこから4ヶ月ほどたち、このトピックについての意見もチラホラと目にするようになってきました。

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小劇場演劇の〈引き出し〉を駆使して「死」と向き合った現在進行形の物語、アマヤドリ『ロクな死にかた』再演に圧倒される

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アマヤドリ『ロクな死にかた』

すべてのアーティストにとって、「死」は必ず向き合うことになる究極のテーマだ。誰もが題材に出来るが、その本質に迫った小劇場演劇は意外に少ない。つくり手自身が若いという事情もあるが、「生」「死」を二律背反で描き、人生の貴さを訴えるものが多いように感じる。もっと視点を引いて、人間の関係性において「生きている」とはどういうことなのか、そこから見えてくる死生観を浮かび上がらせたのが、アマヤドリ『ロクな死にかた』である。

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地域の制作者はもっと広い視野で劇場探しを――いまアーティスティックな若手カンパニーの選択肢に入れるべきなのが、創造型劇場になって存在感急上昇のシアター風姿花伝

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地域の若手カンパニーが東京公演を検討する際、優遇措置のある劇場として選択肢に挙がるのは、こまばアゴラ劇場(東京・駒場)、王子小劇場(東京・王子)が2大巨頭だと思うが、ここ数年その存在感を急上昇させ、絶対に忘れてはならないのがシアター風姿花伝(東京・中落合)だ。

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演劇の創客について考える/(11)Twitterは宣伝ツールではなくライフログだ、アーティストは「情熱大陸」に密着取材されている心境でつぶやこう

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●分割掲載です。初めての方は(予告)から順にご覧ください。

Twitterで公演の宣伝を繰り返しても集客には結び付かない。むしろ逆効果――という意見が最近目立ちます。私も全く同感です。

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セゾン文化財団・片山正夫常務理事が『セゾン文化財団の挑戦――誕生から堤清二の死まで』上梓、既成概念を革新し続けた助成プログラムの舞台裏を語る。「助成は、問題解決を目的とするものではない。未来の価値を創造しているのである」

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公益財団法人セゾン文化財団の片山正夫常務理事が、『セゾン文化財団の挑戦――誕生から堤清二の死まで』(書籍工房早山、2016年)を2月24日上梓した。

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劇団制作社・樺澤良プロデューサーが「やるべきことをやりきった」と舞台芸術界を引退、介護業界の支援に転身――小劇場界の未来を見据え、17年間ぶれなかった理念

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樺澤良「引退試合~ひとのために生きる、自分のために生きる~」

舞台芸術界を離れることを表明した樺澤良氏(劇団制作社)が自らの経験を赤裸々に語る引退イベント、「引退試合~ひとのために生きる、自分のために生きる~」に足を運んだ。

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福岡の若手劇団の素晴らしい作品が、今週末東京で上演されます。2/13,14王子小劇場。

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 fringeブログでこういうことを書いていいものかどうなのか迷いましたが、もしかしたら、ちょっとすごい作品なのではないかと思い、ブログを書いています。

 2/13,14に、東京の王子小劇場で演劇ユニットそめごころというカンパニーが公演を行います。
 このカンパニーは旗揚げ3年目、平均年齢が23歳のカンパニーです。
 脚本の石田聖也はせんだい短編戯曲賞の最終選考に残り、俳優の田島宏人は2年前に名古屋学生演劇祭にて俳優賞を受賞するなど、福岡で注目を集めています。

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王子小劇場の劇場費は「かなり強気」なのか、ライバルと呼ぶ下北沢・駅前劇場と客席単価を比較してみる――本当に問題なのは民間劇場への公的助成が手薄なこと

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王子小劇場(東京・王子)の元代表、玉山悟氏のつぶやきを読んで、「王子小劇場ってそんなに高かったか」と思った人はいないだろうか。

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舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)に貸館中心の民間劇場制作者も積極的に参加し、「意思のある貸館」が果たしてきた役割を共有してほしい

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舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)は「会員一覧」を公式サイトに掲載しているが、これを見て気づくのは貸館中心の民間劇場制作者がとても少ないということだ。

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演劇の創客について考える/(10)公共ホールが社会的実証実験として超人気作品のロングランをすれば、観劇人口は絶対に増える

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本連載も10回目になりました。今回は観劇人口を増やすため、究極の提言をしたいと思います。

演劇の創客を考えたとき、「そもそも誰もが観たいと思う超人気作品は前売段階で完売してしまい、観たいと思っても手に入らない」という意見があります。これは全くそのとおりで、若干の当日券は出るにしても、「この作品だったら観てみたい」と考える観劇ビギナーには手が届かないものになっています。

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