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財団法人せたがや文化財団が運営する世田谷文学館(東京・芦花公園)では、7月7日~9月2日に「美内すずえと『ガラスの仮面』展」を開催するが、付帯イベントの一環として作品に登場する「劇団つきかげ」を期間限定で結成し、作中劇『石の微笑』『女海賊ビアンカ』などを館内で上演する(8/11、8/18、8/25、各定員150名+立ち見、料金1,000円=企画展料金込み、各2週間前までに往復ハガキ申込で抽選)。

同館の企画展は毎回趣向を凝らしており、再現展示や付帯イベントを含めた多彩な内容で知られる。一般的な文学館のイメージを超越した驚愕の展示もあり、今回の「美内すずえと『ガラスの仮面』展」も事前にファンからアイデアを募るなど、詳細が注目されていた。

今回の「劇団つきかげ」は7月7日締切(必着)で希望者を募集し、7月14日のオーディションを経て、7月24日から稽古(連日午後または夜間)に入るもの。出演料・必要経費は支払われない。制作はソフトコンサルティング株式会社(大阪市)、Zero Project(東京都渋谷区)、オフィスインベーダー(東京都中野区)の3社で、Zero Projectがメインで制作し、構成・演出はなるせゆうせい氏(オフィスインベーダー代表、劇団インベーダーじじい主宰)が担当する。

ソフトコンサルティング株式会社は劇団赤鬼(本拠地・神戸市)の制作協力をしており、同カンパニーが美内氏原案作品を上演するなど関係が深い。

詳細は同サイト参照。