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HEP HALLリアル脱出ゲームシリーズ「ある飛行機からの脱出」

HEP HALL(大阪・梅田)と京都のフリーペーパー『SCRAP』が共同プロデュースした観客参加型ゲームイベント「リアル脱出ゲーム」(2008/12/2付本欄既報)が、東京でも広がりを見せている。

「リアル脱出ゲーム」は『SCRAP』が2007年8月に京都で初開催。フリーペーパー上でひっそり告知したものだったが、150名が集まった。難易度が高かったこともあり、6名しか脱出出来なかったという。08年6月にHEP HALLでの「HEP HALLからの脱出」が始まり、09年4月に開催した第3回は840名を動員。第4回は「ある飛行機からの脱出」にシチュエーションを変更し、3月18日~22日に開催する。『SCRAP』と関係の深いヨーロッパ企画(本拠地・京都市)が制作協力を続けている。

東京では『SCRAP』と音楽配信サイト「OTOTOY」の主催で「廃校脱出シリーズ」がスタート。東京での公演開始は大反響になったという。09年2月に芸能花伝舎(西新宿)、6月と11月に世田谷ものづくり学校(池尻)で開催し、10年1月にはBankART Studio NYK(横浜・馬車道)で「廃倉庫からの脱出」を実施した。次回は4月29日~5月5日に東京カルチャーカルチャー(お台場)で「マジックショーからの脱出」を行なう。

いずれも1ステ25名前後と定員が限られるため、ステージ数を1日4~6回(1回約60分)に設定しているが、完売が続いている。「ある飛行機からの脱出」は定員を50名前後に増やす。

詳細は公式サイト参照。

『SCRAP』は特集と連動させた様々なイベント企画が特徴で、これまでも謎解きゲームイベント、リアルRPGイベント、宝探しイベントを京都中心に多数制作している。『SCRAP』の加藤隆生編集長はバンド・ロボピッチャーのメンバーでもあり、「リアル脱出ゲーム」のオフィシャルソングも制作している。

SCRAPサイト「イベント」
http://www.scrapmagazine.com/wps/archives/category/event