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大阪府、大阪市、大阪商工会議所などで構成する大阪アートフェスティバル実行委員会は、3月19日~21日に短編演劇を集めた「OSAKA SHORT PLAY FESTIVAL 2005」(OSPF)をIMPホール(大阪・京橋)を開催する。約15分の作品を28組が上演、3日間9公演で1日16組が登場する(1公演5~6組)。

関西一円のほか、東京からエッヘ、清水宏など5組、名古屋に本拠地を移したシャトナー研、広島の身体表現サークルも参加する。ジャンルもストレートプレイ以外にコンテンポラリーダンス、能、人形芝居と幅広い。維新派が連日登場するのも注目される。

券種は1ステージのみのシングル以外にダブル、トリプルが用意されており、ダブルは1名が2ステージに入場出来るほか、2名1ステージ入場にも使える。トリプルも同様。出演者変更に伴う払い戻しをしない旨を最初から明記している。

関西では稀に見る規模だが、公式サイトで気になるのは「日本最大の演劇祭」と言い切っているコピー。「出演アーティストの豪華さとその多さ」を基準にしているようだが、「日本最大」は数字の裏づけがあって初めて使える表現で、制作者は慎重を期す必要がある。主観的な宣伝文句と厳格に区別すべきことで、客観性を求めたい。「日本最大級」のように「級」をつけて主観的表現にするなど、方法はいくらでもあるはず。

詳細は同サイト参照。