この記事は2004年5月に掲載されたものです。
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庭劇団ペニノが主宰自宅マンションを大改造しての公演で話題
東京では2004年に入り、年末年始の五反田団イベント「新年工場見学会」(12/31~1/3、五反田・東邦製作所)、演劇実験『ウラゴコロ』(3/11~3/21、三軒茶屋・佐藤治彦仕事場)など、自宅スペースを使っての公演が目立つが、その極め付けとも言うべき公演を庭劇団ペニノ(本拠地・東京都渋谷区)が上演して話題を集めている。
会場は「はこぶね」となっているが、青山劇場・青山円形劇場に面した横道に立地するマンション「セントラル美竹」の310号室で、これは主宰・タニノクロウ氏の自宅マンションだという。店舗や事務所も入居している築35年の分譲マンションだが、間仕切りをぶち抜いて美術を施し、室内に相当量の土も入れている。近隣を気遣ってか音量を抑えた短編にしているが、マンション管理組合の許可を得るのは大変だったのではないだろうか。定員は35名。
庭劇団ペニノ『小さなリンボのレストラン』は4月29日~5月16日の20ステージ。詳細は同サイト参照。