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北九州市の光タクシーが、所有する空きビル(旧福岡銀行枝光支店)を臨時劇場「枝光本町商店街アイアンシアター」とし、劇団ショーマンシップ(本拠地・福岡市)が2月28日に一人芝居を上演した。

毎日新聞西部本社版2月13日付夕刊によると、同社の石橋智総務部長が同カンパニーの仲谷一志座長と高校時代の同級生で、空き店舗の活性化を願う両者の思惑が一致したという。約150平方メートルに簡易な舞台と区役所から借りたパイプ椅子120脚を置いただけだが、元銀行支店のため天井高・防音は問題ないという。

北九州市枝光地区は新日鉄八幡製鉄所のお膝元で、アイアンシアターと命名。バス路線がないため、同社が行政などと協力して乗合ジャンボタクシーを運行している。住民の高齢化が進み、なにか娯楽施設をと願っていたという。石橋部長は「すべてが手探りで次回公演も未定だが、こんな場所があることを知ってほしい」と語っている。

詳細は光タクシーサイト参照。

西日本新聞サイト「空きビルを劇場に 28日一人芝居 八幡東区で上演 町の活性化願い」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/80130