Archives for ケーススタディ - Page 13
注目! 大阪で複数劇場による平日公演支援プログラムがスタート
公演が週末に偏りがちな大阪の劇場で、平日の公演を促進させるための動きが相次いでいる。劇場稼働率という経営上の命題に立ち向かうと共に、仕事帰りの観客を取り込んで演劇文化を身近に感じさせるために、平日に公演があることが当たり ...
ク・ナウカが東京国立博物館初の単独演劇公演を開催
既存劇場以外での公演を積極的に手掛けるク・ナウカシアターカンパニー(本拠地・東京都品川区)が、11月4日~16日に東京国立博物館東洋館B1(東京・上野)で行なう。同博物館で展覧会と独立した演劇公演が開催されるのは初めて。 ...
劇団天然工房上田公演、ワークショップ増クラス+追加公演の大盛況
取材旅行をきっかけに、現地招聘グループと教育委員会との共催で長野県上田市での公演を実現させた東京の劇団天然工房(2003/5/6付本欄既報)。4月から続いたワークショップと6月14日~15日の公演(旧上田第一中学校跡地内 ...
トリのマーク尾道公演(広島)、劇団天然工房上田公演(長野)が実現するまで
東京の小劇場系カンパニーによる旅公演は増えてきたが、まだ大都市が中心だ。そんな中、トリのマーク(通称)が5月に広島県尾道市で、劇団天然工房が6月に長野県上田市でそれぞれ公演を行なう。そのきっかけを紹介したい。 トリのマー ...
こまばアゴラ劇場、芸術拠点形成事業で劇場費無料に加え手厚い制作費補助決定
民間劇場として初の文化庁平成15年度芸術拠点形成事業採択が決定したこまばアゴラ劇場(東京・駒場)(2003/4/12付本欄既報)。同劇場は今年度から貸館を廃止し、全公演の劇場プロデュース化と支援会員制度による劇場費無料化 ...
文化庁平成15年度芸術拠点形成事業決定、こまばアゴラ劇場が民間初の採択
昨年創設された国による劇場自体への初めての支援、文化庁平成15年度芸術拠点形成事業(公演事業等支援)が決定した。平成14年度は公共ホールのみ19施設の採択となったが(2002/9/11付本欄既報)、今年度は民間ホールとし ...
福岡・嘉穂劇場の全国芝居小屋会議で、ギンギラ太陽’sが記念公演の快挙
福岡県飯塚市で江戸時代の歌舞伎様式を伝える芝居小屋、嘉穂劇場。昭和6年開場ながら、改修を重ねて大衆演劇や歌謡ショーに使われている現役の劇場である。行政が保存している芝居小屋が多い中、全国でも数少ない民間の合資会社嘉穂劇場 ...
閉館が続く関西小劇場界で制作者に期待すること
劇場閉館について、いま私が訴えたいことはテーマ「劇場がなくなること=演劇がなくなることではない」ですべて書きました。まずこれをお読みください。 劇場がなくなること=演劇がなくなることではない その上で、わかりやすい例え話 ...
劇場がなくなること=演劇がなくなることではない
今年は民間劇場の閉館のニュースが相次いだ。2月の大阪・スペースゼロ(4月閉館)に始まり、3月の東京グローブ座(7月閉館)と扇町ミュージアムスクエア(2003年3月閉館)、6月の近鉄劇場・近鉄小劇場(2004年1月閉館)、 ...
文化庁芸術拠点形成事業全19施設判明、やはり民間劇場は不採択
かねてよりお伝えしている文化庁芸術拠点形成事業の採択先全19施設が判明した。fringe読者より、文化庁文化部芸術文化課の報道発表資料に掲載されている一覧の提供があったもの。感謝したい。劇場名の表記は、文化庁資料のままで ...
ザ・スズナリで上演中に停電事故、懐中電灯8本で上演続行!
6月2日、ザ・スズナリ(東京・下北沢)で上演中のT factory『アーカイヴス』マチネで、停電事故が発生した。 作・演出の川村毅氏がT factoryサイトで連載している日記「彷徨亭日乗」によると、14時からのマチネの ...
扇町ミュージアムスクエア閉館と劇場稼働率の問題
2002年末をもって大阪の扇町ミュージアムスクエア(OMS)が閉館する。関西小劇場のメッカと言われた施設が消えることは大きな衝撃だが、元々は大阪ガスの遊休不動産活用事業であり、90年代前半からは事あるごとに閉館の噂を耳に ...
ロリータ男爵、次回公演でブルーバック合成によるDVD化に挑戦
財団法人デジタルコンテンツ協会が募集していた平成13年度クリエイター支援型コンテンツ制作事業「エンハンスドシアター」部門。ロリータ男爵、ナイロン100℃、維新派、今野裕一氏のダンスコンテンツ等4プロジェクトの採択が10月 ...
学校公演の改革を提言する
学校公演で生計を立てているカンパニーが数多く存在している現状で、このテーマに触れるのは気が重いのだが、演劇の未来を考えた場合に避けて通れない課題だと思うので、今回は私が二十年来考え続けてきた提言をしてみたい。決して大げさ ...