この記事は2008年5月に掲載されたものです。
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風琴工房が週末に初見客招待など、スズナリでは異例の集客キャンペーン
風琴工房(本拠地・東京都中野区)が、水俣病を描いた新作(5/9~5/18、東京・ザ・スズナリ)で「『つたえて』プロジェクト」という多彩な集客キャンペーンを実施している。
「ファーストウィークエンドキャンペーン」では、10日間の公演期間中、最初の3日間(金土日)に同カンパニー初見の観客とペアで来場すると、1名分を招待にする。事前予約が必要だが、初見の証明等は不要で、顧客を信頼した斬新な試みと言える。劇場費が無料・格安の場合や、ロングランの平日を招待に使う公演は散見されるが、スズナリの週末をこうした試みに使うのは異例。
「おかえり、スズナリキャンペーン」では、最近小劇場から遠ざかっている演劇ファンを呼び戻すため、1980~90年代に同劇場で上演されたチラシを受付に提示すると、年代に応じてキャッシュバックを行なう。同劇場がオープンした81年のチラシなら1,000円、82~89年は300円、90~99年は100円。
ほかにも来場者全員に300円のクーポン券を進呈し、リピーター観劇や友人知人への紹介に使ってもらうほか、ブログに感想を書き込むと次回公演(11月、東京・王子小劇場)の優待メールクーポンを進呈する。
詳細は同特設ブログ参照。