C.T.T.のネットワーク広がる、大阪に続きさらに1都市で事務局準備中

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上演団体に試演会の場を無償に近い形で提供するC.T.T.（Contemporary Theater Training、本拠地・京都市）が、事務局のネットワークを広げている。1月に名古屋、4月に広島で発足したのに続き、大阪事務局が今秋発足して2008年1月にウイングフィールド（大阪・心斎橋）で1回目の試演会を予定している。「C.T.T. official blog」10月16日付によると、年明けにさらに1都市で事務局が立ち上がる予定だという。

大阪事務局に参加する小嶋一郎氏（旧劇団スカイフィッシュ）の個人ブログ「演劇の新しいルール」10月11日付によると、各都市を結ぶツアーが半年に一度程度計画され、「ダンスで言うところの『踊りにいくぜ！』に近いのだろうか」としている。

JCDN（NPO法人Japan Contemporary Dance Network）が主催する『踊りにいくぜ！』のような身軽な巡演システムは小劇場界でも課題になっているが、東京を介さずに広まっているC.T.T.のネットワークは注目に値する。JCDNも本拠地は京都市であり、舞台芸術の地域交流は京都がハブになるのかも知れない。

C.T.T. official blog「大阪でのセレクション無事終了。」（他都市の状況について説明）
http://cttkyoto.jugem.jp/?eid=45

演劇の新しいルール「ご報告」
http://skyfish06.blog64.fc2.com/blog-entry-95.html