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演劇界では客席から舞台に向かって右を上手(かみて)、左を下手(しもて)と呼ぶ。略して上(かみ)下(しも)と呼ぶことも多い。劇場内だけでなく、稽古場や日常生活でもこの呼び方をすることがある。

舞台の幅を間口、高さをタッパという。タッパは舞台以外の高さ全般に使われる。舞台横のエリアを袖(そで)と呼び、右側は上袖(かみそで)、左側は下袖(しもそで)となる。通常、袖の内部は袖幕(そでまく)パネルで隠される。

舞台では、端のことツラと呼ぶ。舞台ツラ、装置の前ツラツラを合わせるなどのように使う。