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盛岡劇場タウンホール(盛岡市)で年間8本のペースで上演されている「もりげき八時の芝居小屋」(通称「八芝」、主催/八時の芝居小屋制作委員会)が、6月10日~12日に100回目の記念公演を行なった。

同公演は1994年にスタート。ジャンジャン(東京・渋谷、99年閉館)の「金曜10時劇場」をモデルに、平日8時開演・上演時間60分の公演を設定。仕事帰りの観劇を可能にすると共に、仕事を持つ地元演劇人にとっても両立しやすい環境となっている。前売料金1,000円もスタート時から変わっておらず、安価で良質な作品提供により、演劇の市民生活への浸透を図るのが目的。

財団法人盛岡市文化振興事業団が共催して劇場と稽古場を提供するが、当初から岩手県演劇協会関係者による制作委員会が企画・運営を担当。プロデュース公演、秀作の再演、旅公演の特別上演など、多彩なラインナップを組んでいる。2001年度までは同一作品を第2週と第4週に上演するスタイルだったが、02年度から現在の水木金(または水木)公演になった。

100回を迎えるに際し、岩手日報は6月12日付朝刊で特別報道。2ページに渡ってエピソードや過去の全公演リストを掲載した。同紙によると、夜8時開演で退出時間が遅くなる問題については、「当時の館長が協力姿勢を強く打ち出して始動した」という。仕込みは日曜夜から行ない、火曜はリハーサルに充てている。99回までの累計動員数は19,098人。

初代制作委員長を務めた坂田裕一氏(岩手県演劇協会会長)は、「芝居は土、日曜に集中する。平日に上演することも大きな柱とした。観光客や出張で訪れた人にも表現活動を鑑賞してもらえる。また、夫婦で足を運んでもらいたいと考えた」と語っている。

盛岡市文化振興事業団サイト「もりげき八時の芝居小屋」
http://www.mfca.jp/lecture/morigeki8shibai.html

盛岡経済新聞「盛岡劇場で『八時の芝居小屋』100回記念公演―コントライブで満員御礼に」
http://morioka.keizai.biz/headline/472/