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既存劇場以外での公演を積極的に手掛けるク・ナウカシアターカンパニー(本拠地・東京都品川区)が、11月4日~16日に東京国立博物館東洋館B1(東京・上野)で行なう。同博物館で展覧会と独立した演劇公演が開催されるのは初めて。

作品は『マハーバーラタ~太陽の王子ナラの冒険~』で、古代インドの叙事詩のため、「舞台は東京国立博物館が合うだろうと思った」と、主宰の宮城聰氏は日本経済新聞東京本社版10月27日付朝刊で語っている。

今回は同博物館も共催となり、休館日の月曜日も上演するほか、観客のために17時閉館となる東洋館1F展示室を18時~19時に特別公開する。チケットには平常陳列(常設展)の入場券も含まれている。同博物館は2001年4月から独立行政法人化されており、来館を促すためコンサートなども積極的に企画している。

詳細は同博物館サイト参照。