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■イベント

閉館が続く新宿・歌舞伎町で、街づくり組織「歌舞伎町タウン・マネージメント」がテント劇場「歌舞伎町シアターパーク2009」を大久保公園に6月16日~8月31日開設。東京ギンガ堂(本拠地・東京都新宿区)が公演。

築地小劇場開設85周年を記念し、7月12日までタイムドーム明石(東京・築地)で特別展開催。早稲田大学演劇博物館が水族館劇場(本拠地・東京都東大和市)20周年企画展を8月3日まで。

■助成金

愛知県県民生活部文化芸術課が文化活動事業費補助金を見直し。書類審査のみから専門家による重点配分に変更。交付団体数を1/3程度にし、1団体あたりの助成額を増やす方針。上限100万円は変えない。6月30日締切(消印有効、メール便必着)。

中日新聞CHUNICHI Web「『申請通りの認可やめます』 県が文化活動助成制度を見直し」
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20090526/CK2009052602000028.html

■劇場・稽古場

東京都生活文化スポーツ局が日本橋高校跡地(東京・箱崎)に整備する活動支援アートセンター(仮称)(2008/3/28付本欄既報)は、10月着工で10年2月完成予定。建通新聞(東京版)6月2日付が報じた。

大阪市が08年に閉館した森ノ宮ピロティホール(大阪・森ノ宮)を再運営する事業者を競争入札し、キョードー大阪が落札。読売新聞大阪本社版5月29日付朝刊で、「ホールの経営は初めてだが、小劇団の発掘、育成など大阪の演劇文化の振興につなげたい」とコメント。再オープンは10年4月予定。

京都大学が、公演会場にも使われてきた吉田寮の全面建て替え計画を自治会に提示。

YOMIURI ONLINE「国内最古の京大『吉田寮』建て替え、大学側が計画案提示」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090601-OYT1T00048.htm

松山市中心商店街の総合案内所「ほっとステーションおいでんか」が、6月1日に「アートステーションおいでんか」にリニューアル。多目的シアターと稽古場新設。同ビル内のNPO法人シアターネットワークえひめ稽古場と合わせ、創造拠点に。

松山経済新聞「松山の総合案内所『おいでんか』がリニューアル―芸術文化の発信地へ」
http://matsuyama.keizai.biz/headline/179/

名古屋では、河村たかし市長が瑞穂文化小劇場建設の予算計上を見送り。

YOMIURI ONLINE「副市長に初の民間人 河村市長、起用へ」
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/090602_4.htm

■賞

財団法人セゾン文化財団に、第3回ドナルド・キーン日本文化振興賞(主催/コロンビア大学ドナルド・キーン日本文化センター)が贈られた。日本の現代演劇を広く海外に紹介した功績。