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大阪・日本橋に10月オープンするキャパ150～200名の新劇場「in→dependent theatre 2nd」（2004/6/23付本欄既報）の「柿落としシリーズ」上演6団体が、7月11日発表された。仮称だった劇場名も確定した。6団体中2団体が東京で、「セミドキュメント」と呼ばれる作風やPFF（ぴあフィルムフェスティバル）での活躍が話題を呼んでいるポツドール（本拠地・東京都中野区）は、これが関西初公演となる。

事前説明会には約40団体が訪れ、最終的に約20団体が応募したという。諸事情からオープン直前の募集となったが、同劇場の相内唯史プロデューサーは「各劇団の応募資料から、それぞれの意識や志を感じることが出来た」と評価している。

新劇場は予定どおりオープンするが、当初発表していた複合シアタービル構想が、建物オーナーの意向により縮小となった。上層階に予定していた第3の劇場と稽古場が、両方の機能を持たせた劇場兼稽古場になるなど、大幅な計画変更が同時に発表された。劇場側のショックは大きいようだが、可能な限りの対策を施したという。影響があるのは将来構想部分で、「in→dependent theatre 2nd」自体の諸元には変更ない。

（日程は仕込み日を含む）
10/ 7(木)～10/10(日)　mmst（東京）
10/11(月)～10/13(水)　特攻舞台Baku-団（大阪）
10/14(木)～10/17(日)　ポツドール（東京）
10/21(木)～10/24(日)　別冊トランスパンダ＋（大阪）
10/25(月) 　　　　　　in→dependent theatre 2ndで落語会（大阪）
10/27(水)～10/31(日)　アンテナ劇場（大阪）

アンテナ劇場はエビス堂大交響楽団（本拠地・大阪市）の岡本邦彦氏によるプロデュースユニット。関西小劇場界の人気カンパニーから看板級のキャストを集めるという。

詳細は同サイト参照。