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■動静

09年7月に劇団東演(本拠地・東京都世田谷区)を退社した高橋俊也プロデューサーが、THEATRE-THEATER(テアトルシアター)を4月に旗揚げ公演。

現代演劇も取り上げる関西の舞台芸術総合誌『上方芸能』が、広告減で苦境に立たされている。共同通信が各紙に配信した。部数減に加え、大口スポンサーだった日本漢字能力検定協会が不祥事で広告を打ち切ったのも響いているという。

西日本新聞
「広告減で『上方芸能』存続ピンチ 漢検の不祥事余波」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/154760

「ブンメシTHEATER PROJECT ひろしま」と舞台芸術制作室無色透明が、広島市市民活動拠点提供事業により、ひろしまNPOセンター運営の共同事務所(八丁堀・幟会館)に入居。

■イベント

東京芸術劇場(東京・池袋)の提携公演「芸劇eyes」の2010年度ラインナップを、シアターガイドWeb版が3月2日伝えた。サスペンデッズ、インパラプレパラート×エビビモpro.、快快、FUKAIPRODUCE羽衣、劇団鹿殺し、「劇団、江本純子」の6公演。5月22日~7月25日に開催。

シアターガイド/演劇ニュース「『芸劇eyes2010』ラインアップが決定」
http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2010/03/02.php

第7回杉並演劇祭

第7回杉並演劇祭(主催/同実行委員会)が3月1日~31日に開催。7施設8劇場で27団体が参加。今回より座・高円寺(東京・高円寺)が追加され、注目の座・高円寺2会場使用料全免は劇団青年座と時間堂。

ネビュラプロジェクト(東京都中野区)が中野区及び各劇場と共催で、「中野”元気”演劇祭」を中野地区5劇場で2月23日~3月7日に初開催。演劇集団キャラメルボックスのなかのZERO大ホール公演に合わせた企画。劇団創立25周年記念として、同公演は2,500円に設定されている。

劇団EXILE『ナイトバレット』(3/4~3/7、東京・天王洲銀河劇場)は、主役3名を5名が4パターンの組み合わせで上演。ステージ数は1日3回で、「キャストを入れ替えての1日3回公演」は演劇史上初と謳っている。

毎日jp「劇団EXILE:史上初キャスト入れ替え1日3公演 HIRO『組み合わせの変化が見どころ』」
http://mainichi.jp/enta/mantan/entama/graph/20100305_2/

劇団うりんこ『お伽草紙/戯曲』

児童劇の劇団うりんこ(本拠地・名古屋市)が、戯曲に永山智行氏(劇団こふく劇場、本拠地・宮崎県都城市)、演出に三浦基氏(地点、本拠地・京都市)を招いたアトリエ公演『お伽草紙/戯曲』(原作/太宰治)を3月5日~7日にうりんこ劇場(名古屋・一社)で。平松隆之プロデューサー。

平田オリザ氏が大阪大学で進めている「ロボット演劇」(2009/9/5付本欄既報)を、3月4日に山本能楽堂(大阪・谷町四丁目)で観光関係者に30分披露。大阪観光コンベンション協会「会員の集い」の一環。今後上演時間を60~90分にし、11年に大阪市内で一般公開予定。JR大阪駅北ヤードでの常設公開計画もあるという。

大阪日日新聞「近未来の“家族”好演 能楽舞台でロボット演劇」
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/100305/20100305024.html

ブンメシ(本拠地・広島市)が3月19日~20日に広島市西区民文化センター(広島・横川)大ホールとスタジオで2劇場同時公演(関連する2作品を別々に上演)。上演時間60分の作品を3/19(金)は2回、3/20(土)は4回上演。2日間だが合計12ステとなる。04年旗揚げの同プロジェクトにとって、アトリエ・山小屋シアター(広島・横川)以外での初公演。

■助成金

日本芸術文化振興会が平成22年度芸術文化振興基金・芸術創造活動特別推進事業の応募状況を公式サイトで2月25日発表。この時期の発表は初めて。演劇分野は21年度より微減。決定は3月末を予定。

沖縄県が地元文化を活かしたコンテンツ制作支援のため、5億円のファンドを8月設立。行政主導のコンテンツ支援ファンドは大阪府に続き2例目。5,000万円(制作費の80%)を上限に10月から投資対象作品公募。演劇も対象。

琉球新報ウェブサイト「沖縄文化等コンテンツ産業創出支援事業」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-155011-storytopic-4.html

■劇場・稽古場

演劇公演にも使われた「ギャラリーla vie」(盛岡・菜園)が3月6日閉廊。1995年オープンで、出資する会社の廃業が理由。

asahi.com「ギャラリー『la vie』最後の展覧会」
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001003040005

新国立劇場(東京・初台)が舞台装置を保管している舞台美術センター(千葉県銚子市)で、収容しきれない装置がコンテナで野積みとなり、カビや腐食が出ている。読売新聞東京本社版3月6日付夕刊が伝えた。新倉庫建設費約8億円が認められず、10年以上常態化している。芸術監督交代で制作・運営チームによる一貫した判断が出来ていないとの識者コメントも。

YOMIURI ONLINE「新国立劇場の大道具、野積みでカビや腐食」
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20100306-OYT1T00483.htm

09年10月にオープンした戸野廣浩司記念劇場(東京・谷中)が、演劇にも使われ始めた。戸野廣氏は72年にテレビ「快傑ライオン丸」で活躍、同年ロケ先で事故死した(享年25歳)。同氏の存在を知った有限会社I&Iファクトリーが故人の名前を劇場名にしたもの。キャパ100名。

[googlemap lat=”35.729918″ lng=”139.763896″ width=”300px” height=”150px” zoom=”15″ type=”G_NORMAL_MAP”]戸野廣浩司記念劇場[/googlemap]

栗東芸術文化会館さきら(滋賀県栗東市)が財政難で自主事業廃止、貸館専用を検討している。指定管理者(ジェイアール西日本総合ビルサービス)への指定管理料約2億円が11年度は約7,900万円と大幅削減され、自主事業の継続が困難になるという。開館した99年度から続く同劇場プロデュース「さきら創造ミュージカル」は、大塚雅史氏(元・ランニングシアターダッシュ)が近年演出を務めている。

毎日jp「栗東芸術文化会館さきら:財政難で事業縮小も 子ども育てる市民参加型公演/滋賀」
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100304ddlk25040466000c.html

たんば田園交響ホール(兵庫県篠山市)が12月~10年3月に休館して改修工事を実施、工事後に兵庫県から篠山市へ移譲する。

丹波<未来>新聞「田園交響ホール 改修に3億8000万円」
http://tanba.jp/modules/bulletin3/article.php?storyid=636

兵庫県姫路市が運営する姫路キャスパホールが、改修工事のため11年1月~3月末に休館。

■賞

第31回松尾芸能賞(主催/松尾芸能振興財団)が2月24日発表。大賞に鳳蘭、優秀賞に大竹しのぶ、特別賞に安井昌二の各氏。賞金は大賞100万円、優秀賞50万円、特別賞30万円。

■サービス

日本版「tkts」のTTC(TODAY’S TICKETS CENTER)が、販売ブース(大阪・道頓堀)を3月5日開業。初日の扱いは4団体、ほかに10団体が参加検討中だが、共同通信は「慎重な空気は根強い」と伝えている。

47NEWS「TTCが静かにスタート 国内初の当日券売り場」
http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010030501000363.html