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■動静

公募していた富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県富士見市)の芸術監督(2009/6/4付募集情報既報)に、多田淳之介氏(東京デスロック主宰、青年団リンク二騎の会共同主宰、青年団演出部)が決定。平成22年4月1日より就任。

9月18日から上演の燐光群(本拠地・東京都世田谷区)『BUG』で、主演の美保純氏がメニエール病悪化で降板。代役は西山水木氏。チケットは15日まで払い戻しに応じる。

日本劇作家協会事務局が高円寺へ8月24日移転。座・高円寺最寄りのビル。

愛媛新聞8月30日付によると、愛媛県唯一の劇評誌『ふぉるむ』が休刊。2000年創刊の季刊誌で、これまで34号を発行した。執筆者減少により、クロスレビューが出来なくなったのが理由。

■イベント

青山円劇カウンシル#3『サボテンとバントライン』

青山円形劇場(東京・青山)とネルケプランニング(東京都目黒区)によるプロデュースシリーズ「青山円劇カウンシル」が、1年ぶりに第3弾。10月30日~11月8日に要潤氏主演のピチチ5プロデュースとして。第1弾は08年2月に作・前川知大氏(イキウメ主宰)+演出・青木豪氏(グリング主宰)、第2弾は08年10月にONEOR8プロデュース。

平田オリザ氏が大阪大学で進めている「ロボット演劇」(2008/10/26付ケーススタディ既報)が、10年8月21日~10月31日に名古屋で開催される「あいちトリエンナーレ2010」で上演される。

演劇情報ポータル「関西小劇場.com」が、9月5日にイベント公演をプロデュース。ショートストーリー等の5本立てで、関西小劇場界の若手が横断的に出演。サイト主催の公演企画は関西ではめずらしい。

■劇場・稽古場

東京・下北沢に複合施設「下北沢GAoh!」が8月20日オープン。ギャラリーとフリースペースを持ち、演劇使用可。下北沢では1月にオープンした南口徒歩1分の「下北アートスペース」も注目を集めている。

下北沢GAoh!
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下北アートスペース
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年金福祉施設の合理化計画に伴って北陸電力が落札した石川厚生年金会館(金沢市、愛称・ウェルシティ金沢)は、8月末日で営業終了し、10月16日から北陸電力会館になる。大ホールの愛称は付近の公園にちなんだ「本多の森ホール」。ホール運営は財団法人金沢コンベンションビューローが行なう。

愛知県豊橋市は、芸術ホール(キャパ800名)、アートスペース(小劇場)、多目的スペース(稽古場)、ものづくり実習室(衣裳・道具類の製作)等を持つ芸術文化交流施設を、JR豊橋駅東口南地区にPFI(民間資金を活用した社会資本整備)方式で平成25年度オープン予定。

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07年に閉館したバナナホール(大阪・梅田)が、9月1日に「umeda AKASO」としてグランドオープン。ライブハウスとしてだけでなく、OSK日本歌劇団も使用。

大阪日日新聞「ライブ空間umedaAKASO 来月グランドオープン」
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/090814/20090814028.html

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■賞

8月16日~30日に開催された利賀演劇人コンクール2009は、コンクール10周年を記念して過去の受賞者が参加。優秀演劇人賞(演出)に志賀亮史氏(百景社、本拠地・茨城県つくば市)、優秀演劇人賞(俳優)に鬼頭理沙(池の下、本拠地・東京都江東区)、前島謙一(一徳会/K・A・G、本拠地・千葉県鎌ヶ谷市)、村上厚二(百景社)、渡辺敬彦(東京都)の4氏。賞金は演出が100万円、俳優が各50万円。

■サービス

ぴあは、iPhone3G/3GS、iPod touch用アプリ「@電子チケットぴあ」を8月24日公開した。無料で使用出来る。詳細は同サイト参照。

文学座(本拠地・東京都新宿区)が、40歳以上対象の演劇講座「文学座プラチナクラス」開始。週2回半年のコース(発表会あり)で、受講料29万円。

MSN産経ニュース「文学座が演劇講座 40歳以上対象、対話スキル向上も」
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/090904/tnr0909040804003-n1.htm