この記事は2010年3月に掲載されたものです。
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ヘッドライン2010年3月19日
■動静
富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ（埼玉県富士見市）館長に、松井憲太郎氏（元世田谷パブリックシアター）が4月から就任。ステージウェブが3月7日伝えた。
こまばアゴラ劇場（東京・駒場）「冬のサミット2009」公式サイトが、それぞれ2作品を上演した劇団I.Q150（2/26～2/28）、男肉 du Soleil（3/2～3/4）のタイムスケジュールを誤って掲載。凡例の記号を逆にした。フェスティバルディレクターの杉原邦生氏がお詫びを発表。
劇団☆新感線（本拠地・東京都新宿区）の30周年を記念したAERAムック『劇団☆新感線 サムライたちの軌跡 1980-2010』（朝日新聞出版）が3月17日発売。
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SPAC（静岡県舞台芸術センター）が、「Shizuoka春の芸術祭2010」での公演（6/12～6/13、静岡・静岡芸術劇場）で舞台美術コンペティションを実施。採用者は舞台美術プランナーとしてSPACと業務契約。舞台美術公募はめずらしい。
新神戸オリエンタル劇場（新神戸駅前）の芸術監督に、わかぎゑふ氏（リリパットアーミーII、ラックシステム）が1月就任。
■イベント
彩の国さいたま芸術劇場（さいたま・与野本町）さいたまゴールド・シアター第4回公演を、松井周氏（サンプル）が書き下ろす。9月上演。シアターガイドが3月9日伝えた。
劇団鹿殺し（本拠地・東京都渋谷区）が10周年記念イベント「李全部」を3月11日～14日にANNESSE BONA（東京・下北沢）で。同カンパニーのデザイン・音楽を担当する李氏の作品集付き制作実演イベント。
ピースピット『MOTHER』（3/3～3/7、大阪・シアトリカル應典院）が、連日満員につき4月16日～18日にHEP HALL（大阪・梅田）で緊急追加公演。劇場を変えての追加公演は異例。
3月26日～5月30日に開催される第4回福岡演劇フェスティバル（主催／同実行委員会他）のラインナップ発表。招聘は指輪ホテル、ARMs（演劇集団キャラメルボックスを中心としたユニット）、ハイバイ。
■劇場・稽古場
タイニイアリス（東京・新宿）が6月8日～7月4日を若手演劇人支援月間に設定。旗揚げ5年未満の団体対象に、平日6万円・土日祝7万円の劇場使用料を4日以上6日まで一律5万円に。
東京都歴史文化財団運営の稽古場施設「活動支援アートセンター」（仮称、東京・箱崎）（2010/1/31付本欄既報）は、大中小5スタジオ＋用途別4スペースで2010年夏貸出開始、料金・利用方法の案内も始まる。「しのぶの演劇レビュー」が全体パースと詳細掲載。
劇団そとばこまちが常設劇場「そとばこまちアトリエBlack Boxx」（大阪・十三）を完成（キャパ82名）、3月19日～28日に柿落とし公演。地下の稽古場を4階に移し、劇場を設けた。
[googlemap lat=”34.721126″ lng=”135.483236″ width=”300px” height=”150px” zoom=”15″ type=”G_NORMAL_MAP”]そとばこまちアトリエBlack Boxx[/googlemap]
大阪市立芸術創造館（大阪市旭区）が、4月より演劇練習室の利用時間を朝昼夕の3区分で15分延長。料金は変わらない。
白壁の芝居小屋・翁座（広島県府中市）が3月末で閉館。老朽化と助成金打ち切りのため。
中国新聞「上下の『翁座』閉館へ」
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201003110045.html
■賞
サンモールスタジオ（東京・新宿）上演作品を対象にした2009年度サンモールスタジオ選定各賞が1月9日発表。最優秀団体賞にJACROW『明けない夜』。賞金10万円と劇場1週間無料利用権。
第21回テアトロ新人戯曲賞（主催／カモミール社）に登り山美穂子氏（翠、本拠地・大阪）『金魚たちとコワレタ夜の蝶番』。賞金10万円。
平成21年度芸術選奨を文化庁が3月12日発表。文部科学大臣賞の演劇部門は嵐圭史氏（劇団前進座）と鵜山仁氏（新国立劇場演劇芸術監督）。文部科学大臣新人賞の演劇部門は前川知大氏（イキウメ）、芸術振興部門に中島諒人氏（鳥の劇場）。賞金各30万円。
■サービス
「＠電子チケットぴあ」が、3月8日に「チケットぴあ」にリニューアル。長らく標榜していた「電子」の文字を取った。検索方法の改善、受付状況・空席状況の表示や操作性を高めた。
チケットぴあサイトの会員が3月15日に700万人を突破。03年のサービス開始以来、1日平均3,000人以上の登録が続いている。
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