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2006年10月に結成された演劇創造プロジェクト神奈川は、横浜市開港150周年・創造都市事業本部、横浜市芸術文化振興財団と共催で、10月1日~11月25日に第1回横浜フリンジフェスティバルを開催する。会場は横浜赤レンガ倉庫近くの緑地に1か月間設営する「青テント」(設営/劇団離風霊船)と相鉄本多劇場。文化庁平成19年度芸術団体人材育成支援事業。

演劇創造プロジェクト神奈川主催公演のほか、マシュマロ・ウェーブ 、相模舞台同盟、横浜市高等学校演劇連盟+横浜ふね劇場をつくる会+ルームルーデンス、横浜未来演劇人シアター、studio saltなど10作品を上演するほか、シンポジウムやテントを開放したフリンジ枠「FRINGE! 7days」を行なう。

このうちマシュマロ・ウェーブ『HOME』(10/8、青テント)は、東京に大地震が発生して帰宅する人々を描いたもので、初演(2006/9/12~9/18、東京・シアターグリーンBIG TREE THEATER)は池袋から川越という設定だったが、今回は神奈川バージョン(第一京浜経由で東京から横浜へ)を上演する。東京では両バージョンの公演(9/26~10/3、東京・赤坂RED/THEATER)も予定されている。テント公演のフィナーレとなる横浜未来演劇人シアターは、出演者40名以上による生演奏の野外ダンス公演(11/2~11/4)。

「FRINGE! 7days」は当日まで参加受付可能で費用は無料。販売したチケット代金は出演者のものになるという。

チケットは共通チケット(10,000円)を設けるほか、全21企画のうち15企画以上観劇可能な観客には「フリンジウォッチャー」として無料パスを進呈、レビューや審査員を務めてもらう。審査員の個人賞を設けることも可能(11/4の閉会式で発表)。

詳細は同サイト参照。