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11月11日からオープンしたキャッツ・シアター(東京・大崎、約1,200席)の1階B席(1階両端ブロック)で「ステージ上の一部が見えづらくなっている」として、劇団四季は当該席の全額返金または一部返金を11月15日より実施している。全額返金の当該席に座った観客によると、舞台の後ろ半分が全く見えない状態だという。

全額返金は両端各11席(計22席)で、来場当日に6,300円を全額返金の上、そのままの席か代替席にするかを、実際に確認の上選択することが出来る。一部返金はその内側各29席(計58席)で、6,300円を半額のC席(3,150円、平日マチネ2,100円)に値下げした。この差額3,150円を来場当日に返金する。

11月11日~14日に観劇済みの観客に対しては四季側から返金の連絡をするが、プレイガイドで購入して連絡先不明の場合もあるため、11月末までに連絡がない場合は劇団四季東京公演本部まで電話を求めている。

発生してしまった見切れ席に対する全額返金は興行主の良心を示すもので、さすが四季である。見切れに対する意識の高さは、小劇場演劇が真摯に学ぶべき点だろう。

詳細は同サイト参照*1

  1. リンク切れのため、Internet Archive「Wayback Machine」(2004年12月8日保存)へリンク。 []