いま関西でも最も勢いがあると言われている若手カンパニー、匿名劇壇の代表作『悪い癖』がAI・HALL(兵庫県伊丹市)で10月26日~29日に再演中だ。
公立劇場や公共ホールは「足場の組立て、解体又は変更の作業」の上乗せ規制をするべきではない。
『シアターアーツ』「2016AICT会員アンケート」、私のベスト5は『ロクな死にかた』『演劇』『治天ノ君』『来てけつかるべき新世界』『ニッポン・サポート・センター』
5月20日に発行された、AICT(国際演劇評論家協会)日本センター『シアターアーツ』(晩成書房)61号掲載の「2016AICT会員アンケート」に参加させていただいた。
「Daily Fringe Guide Osaka」が個人による更新終了を発表、その功績を振り返る――観客と関西小劇場界にとって、単なる公演情報ではなく明日を探す地図のような存在
関西を中心とした公演情報サイト「Daily Fringe Guide Osaka」を運営している山本篤史氏が、6月30日をもって個人での更新を終了することを5月13日発表した。サイト本体だけでなく、毎朝5時55分からTwitter(@DFG_Osaka)で配信している当日の公演情報も終了する。
【6月30日で更新を終了します】本来ならば配信記念日に今後の抱負を語る所ですが、個人で編集し続けるには体力が続かず、自分の人生の資源を他に充てるため、6月30日で当アカウントの更新を終了します。引き継いで頂ける団体(個人は不可)がありましたら、DMでお知らせください。(ヤマモト)
— DFG_Osaka (@DFG_Osaka) 2017年5月13日
『ライブパフォーマンスと地域 伝統・芸術・大衆文化』が東京と広島の小劇場演劇を比較検証、地理学の見地から「地方都市で小劇場演劇は成り立つか?」を考える
地理学者による研究書、神谷浩夫+山本健太+和田崇編『ライブパフォーマンスと地域 伝統・芸術・大衆文化』(ナカニシヤ出版、2017年)が今年1月20日に出版された。
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演劇の創客について考える/(17)閉ざされている劇場は、仮囲いで内部が全く見えない建築現場と同じだと思う
●分割掲載です。初めての方は(予告)から順にご覧ください。
本連載の「(4)創客に必要なのは劇団や演劇人のガイドブックではなく劇場のガイドブック」では、映画作品ではなく映画館自体のガイドブックとして、『東京映画館 映画とコーヒーのある1日』(キネマ旬報社、2015年)を紹介しました。その美術館版と言えるのが『仕事帰りの寄り道美術館』(自由国民社、2014年)です。
CoRich舞台芸術まつり!は世界に誇れる日本の演劇フェスティバル
日本を代表する演劇祭ないしは見本市といえば、F/TやTPAMの名前が思い浮かびます。質・量、企画のコンセプトなど日本を代表する演劇祭でしょう。
しかしおなじような趣旨や規模の演劇祭は、他国にもあるのではないかと思います。演劇が盛んとされる国では、同趣旨の演劇祭がきっとあるでしょう。
一方、CoRich舞台芸術まつり!はとてもユニークな演劇祭です。
私が選ぶベストワン2016
久しぶりに日本劇団協議会機関誌『join』88号特集「私が選ぶベストワン2016」に参加させていただいた。今回から発行時期が早まり、例年の3月末から2月末になるそうだ。

