タイトルは仮説にすぎません。また演劇分野に限ってのことでもあります。
が、文化庁系助成の数字を検討していくと、私が印象としてもっていたタイトルのような比率を、より強く感じさせるようになりました。
3月30日に、独立行政法人 日本芸術文化振興会のサイトで
・芸術創造活動特別推進事業(以下「補助金」)
・芸術文化振興基金(以下「基金」)
の結果が公開されました。
ご存じのとおり、この二つの制度は、目的を異にしており、おおざっぱに言えば、補助金は国内トップクラスの事業、基金は全国区クラスの事業を対象にしているといえばわかりやすいでしょう。
私はこれまで、基金の地域バランスの不公平についてこのブログで繰り返し述べてきましたが、補助金については述べていませんでした。それは補助金については現時点で東京に集中するのは妥当性があると考えていたからです。
このため、補助金について注意してみてなかったことが悔やまれます。
