この記事は2006年12月に掲載されたものです。
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広島「劇×魂B.E.a.T.」に仙台・office-over.が大阪・福岡に続き参加
財団法人広島市文化財団南区民文化センターと広島市の演劇人有志による実行委員会が2006年6月から開始した「劇×魂B.E.a.T.(ゲキコンビート)」は、隔月で広島市南区民文化センタースタジオで公演のプロデュースを行なっているが、その5回目となる2月22日~23日に仙台市のoffice-over.を招聘する。財団法人地域創造が助成。
office-over.は『INDEPENDENT:06』(11/23~11/26、大阪・in→dependent theatre 2nd)、火曜劇場ファイナル(1/22~1/23、福岡・ぽんプラザホール)にも参加しており、大阪・福岡・広島という積極的な巡演を果たすことになる。
同実行委員会では、office-over.の一人芝居と合わせて広島の短編作品も上演する予定で、「仙台×広島セッション」と題して「他地域の芝居も観たいっ」と宣伝している。同センターと同実行委員会の両方に所属する金沢章子氏(@label、本拠地・広島市)は、fringe主催の「PmP2006」に参加。そこでoffice-over.をプロデュースする森忠治氏(tripod、本拠地・仙台市)と出会った。
公共ホールが他地域の若手カンパニーを招聘する例はまだ少ないが、地元演劇人の熱意や助成金によってはこのようなケースも今後増えると思われる。広島と仙台という、これまでにない出会いに注目したい。
詳細は同サイト参照。