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2012年からART COMPLEX 1928(京都・三条御幸町)で無期限ロングランを続けるノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR-』が、今年12月から千葉港エリアの千葉ポートスクエア内に新設される「千葉ポートシアター」(千葉市問屋町)でロングラン公演を始める。本拠地・京都での18年3月までの公演日程も発表済みのため、京都・千葉での2劇場体制となる。

千葉市中央区問屋町1-50

千葉ポートスクエアは1993年にオープンした複合施設で、16年に家電量販店・免税店大手のラオックスが中国不動産大手・緑地控股集団と共同出資した子会社を通じて取得・運営している。今年7月1日には、インバウンド観光客と地域住民をターゲットにした商業棟「ポートタウン」をオープンした。ここに併設するエンタテインメント施設「千葉ポートサークル」内に、千葉ポートシアターが設置される。同劇場はラオックスが単独運営する。

今年4月28日に発表されたラオックスのIRニュースでは、「今秋のグランドオープンを予定しており、京都で大ヒット中の『ギア-GEAR-』関東初進出、ロングラン公演を予定」としていた。

ラオックスサイト/IRニュース「千葉ポートスクエア ポートタウングランドオープンに関するお知らせ」

千葉ポートスクエアのサイト内にある千葉ポートサークルのページでは、現在下記の文章が掲載され、連絡先としてラオックス内のギアイーストバージョン公演事務局が書かれている。

千葉ポートシアターは「千葉から新しいエンターテイメント」を発信する劇場として2017年12月に誕生予定です。

京都で絶賛ロングラン中のノンバーバルパフォーマンス『ギア -GEAR-』が関東に初上陸、こけら落とし公演として、『ギア -GEAR-』East Versionとしてロングラン公演を目指しております。

ラオックスは元SMAPチーフマネジャーの飯島三智氏とビジネス展開していることでも知られ、『週刊文春』10月5日号はジャニーズ事務所を退所した3名の動向に絡め、下記のように報じた。

今冬には飯島氏が、家電量販店ラオックスと共同で招致した舞台「ギア」が、千葉の劇場でスタートとする。「こけら落としのPRには三人も協力する予定だといいます」

『週刊文春』2017年10月5日号(p.154)

『ギア-GEAR-』を企画製作しているART COMPLEXは、歌唱以外はノンバーバルの構成だった道重さゆみ「SAYUMINGLANDOLL~再生~」を今年手掛け、そのファンが注目するツイートも散見される。

本日現在、『ギア-GEAR-』公式サイトにはイーストバージョン公演の発表はないが、詳細を待ちたい。

(2017年10月7日追記)

『ギア-GEAR-』East Versionロゴ

『ギア-GEAR-』East Versionロゴ(ラオックスIRニュースより)

千葉ポートサークルのページが10月6日更新され、詳細が掲載された。ラオックスIRニュースでも同日リリースされた。

千葉ポートスクエアサイト「千葉ポートサークル」

ラオックスサイト/IRニュース「京都で話題沸騰中の『ギア-GEAR-』関東上陸!千葉ポートシアターオープンに関するお知らせ」

千葉ポートシアターは固定席199席+車椅子2席。10月7日現在、12/22(金)初日~2/26(月)までの日程を掲載している。East Versionのオリジナルキャストは近日発表。