この記事は2009年7月に掲載されたものです。
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ヘッドライン2009年7月25日
■動静
くじら企画(本拠地・大阪市)主宰の大竹野正典氏が、水難事故で7月19日亡くなった。48歳だった。くじら企画では追悼公演を行なう意向。
毎日.jp
「訃報:大竹野正典さん 48歳=劇作家、演出家/大阪」
http://mainichi.jp/area/osaka/news/
20090722ddlk27060319000c.html
拙者ムニエルを制作していた有限会社ナイロビ(東京都新宿区)が業務終了。所属俳優は他のプロダクションに移籍した。
劇団青年座文芸部の鈴木完一郎氏が慢性腎不全で7月24日逝去。61歳だった。青年座作品のほか、西武劇場寺山修司追悼公演(1983年)などを手掛けた。07年に咽頭がん手術で声を失ったが、筆談で演出を続けていた。
asahicom「演出家の鈴木完一郎さん死去」
http://www.asahi.com/obituaries/update/0724/TKY200907240298.html
■イベント
日本演出者協会は、現代演劇と伝統芸能を交流させる「2009 演劇CAMP in 中津川」を9月19日~22日に岐阜県中津川市で開催。現存する芝居小屋3館などを舞台に多彩な催し。
劇都仙台2009演劇プロデュース公演演出プラン募集は、国久暁氏(劇団無国籍主宰)に決定。
三重県文化会館(津市)が募集していた柿喰う客(本拠地・東京都町田市)アーティスト・イン・レジデンス企画(2009/6/27付ケーススタディ既報)の出演者決定。東京・福岡からも参加。
9月4日~27日に開催される「鳥の演劇祭2」(鳥取市)のラインナップ発表。ショーケースは劇団第七インターチェンジ(本拠地・熊本市)、このしたやみ(本拠地・京都市)、A.C.O.A.(本拠地・栃木県那須町)。
■劇場・稽古場
神奈川県は、11年1月にオープンする神奈川芸術劇場(横浜・山下町)芸術監督に宮本亜門氏を決定。10年4月から就任。詳細はプレスリリース参照。
橋下徹大阪府知事の意向で10年度末縮小が検討されているワッハ上方(大阪府立上方演芸資料館、大阪・千日前)は、展示部分を通天閣(大阪・新世界)に移転する方向。新聞各紙が7月23日伝えた。ワッハホールや小演芸場は廃止予定。
YOMIURI ONLINE「ワッハ上方、通天閣へ移転…大阪府方針」
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20090723-OYO1T00255.htm
■サービス
電子チケットぴあは、サークルKサンクスでの発券をPOSレジから店頭マルチメディア端末「カルワザステーション」へ7月22日移行。購入済みチケットの引き取りに対応するほか、販売開始を10時から7時に繰り上げた。詳細はプレスリリース参照。
ローソンチケットがローソンエンターメディアに7月20日社名変更。演劇・コンサートなど映画以外の映像作品配給に進出する。詳細はプレスリリース参照。