この記事は2001年3月に掲載されたものです。
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宣伝写真の基本
写真にはネガ撮影とポジ撮影があり、高品位のものは後者がオススメ。ネガフィルムから原寸で印画紙に焼き付けることをベタ焼き、同様にポジフィルムから焼き付けることをラッシュという。写真店がサービスでくれるインデックスプリントと同じようなもので、これでOKカットを選択してから紙焼きを依頼する。映画のようにネガを現像時にポジで仕上げるラッシュプリントという方法もある。
ポジから大量に紙焼きをする場合、一度ネガに変換してから紙焼きするのが安上がりである。これをインターネガという。限られた枚数なら、直接ポジから紙焼きするダイレクトプリントが一般的。ネガからの紙焼きはラボの担当者によって明るさや色調が大きく異なるので、見本となる紙焼きをつけて写真店に出す。これを色見本という。担当者に微調整を依頼する意味で手焼きを指定することもある。手焼きなら構図を変更するトリミングも依頼することが出来る。
ポジはそれ自体がオリジナルなので、どうしてもポジを外部に提供しなければならない場合は、デュープ(デュプリケート)で複製してから渡す。