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京都府立文化芸術会館/ぶんげいマスターピース工房Vol.3「シェイクスピア・コンペ」

若手演出家がマスターピース(名作古典)に挑む京都府立文化芸術会館の企画が復活。前回は3名の演出家競作となっていたが、今回は演出家ではなく作品自体のコンペとなっている。京都芸術センター「演劇計画」との差別化を図っているように思える。前回は東京から仲田恭子氏(空間アート協会ひかり)が上演審査に残った。

シェイクスピアに触発されたオリジナル短編(60分以内)を選出(最大10編)。学芸講座受講(3講座、関西以外在住者には録画送付)・ワークショップ開催(1~2日)を経て、11月20日~23日にホール(キャパ419名)で上演審査(上演援助金60万円+チケット収入の20%が利用可、劇場費・管理人件費無料)。

上位2作品の企画主体・演出家は2011年夏の「シェイクスピア・ウィーク」での上演権(最優秀作品賞はホール、優秀作品賞は小スペース)。
http://www.bungei.jp/dldata/MasterPiece.pdf

(これまでの経緯)

  • Vol.1(06年度)非公募・ブレヒト『コーカサスの白墨の輪』の劇場プロデュース(演出/菊川徳之助)
  • Vol.2(07~08年度)「競作・チェーホフ」 最優秀演出家賞・ごまのはえ(ニットキャップシアター)