内覧会をおこなう演劇祭

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8月20日に最初の公演を迎える福岡・九州地域演劇祭では、8月8日に内覧会を開催しました。

役者を中心とした関係者にあつまっていただき、演劇祭の全7公演のうち、
・3本の公演の通し稽古
・他県の3カンパニーの公演のプレゼンテーション
・1本の公演のデモンストレーション
を午後1時から午後8時にかけて一気に行いました。

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あなたは「札幌ハプニング」を知っているか

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札幌で活動する街頭演劇パフォーマンス集団「札幌ハプニング」。地元では有名な存在だが、全国的にはあまり知られていないようなので、改めて紹介しておきたい。

札幌ハプニングは、札幌市教育文化会館が毎年8月に開催する「教文演劇フェスティバル」に集まった演劇人たちから生まれた企画で、2009年1月にスタートした。有志による企画だが、同会館事業課勤務の山下智博氏がディレクターを務め、同会館と協働する形になっている。演出は弦巻啓太氏(弦巻楽団主宰)が手掛けている。

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任意団体はいまこそ非営利法人格取得を真剣に考えるべき

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劇場法(仮称)を含めた新しい文化政策に対しては様々な意見が出ているが、支援制度を従来の赤字補填方式から、黒字を認めた事業そのものへの助成にシフトすることについては、反対する演劇人は誰もいないのではないかと思う。赤字を前提とした予算組みでは芸術団体の運営が不可能なわけで、これまでの助成制度は根底から覆ることになる。

芸術団体も喜んでばかりはいられない。黒字の事業にも助成されるとなると、年間収支がディスクロージャーされなければならない。そうでないと、公的資金による助成を受ける資格はないだろう。そのためには任意団体ではなく、法人格を取得して社会的責任を明確にすることが重要になる。任意団体でも正確な収支報告は不可能ではないが、契約行為が代表者の個人名義になり、代表者と団体の財産が曖昧になって、継続的な活動をする上で弊害が必ず生じてくる。

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魂を揺さぶられる追悼文

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ヘッドラインに岡本芳一氏とつかこうへい氏の訃報を掲載する日が来るとは、思ってもみなかった。お二人とも62歳で、一回り以上年上の蜷川幸雄氏の活躍を思うと、まだまだこれからだったのにと感じてしまう。ご冥福をお祈りする。

お二人への追悼文はネットでも多数目にするが、岡本氏に向けたものでは風琴工房の詩森ろばさんが書かれた「七夕の宵、どんどろ頌」、つか氏に向けたものでは観客のpeatさんが書かれた「つかさんのこと」に、魂を揺さぶられる思いがした。前者は故人と接点のある立場から、後者は純粋な観客の立場から語られるオマージュだ。

人の死について語るということは、遺された者がどう生きていくかの決意を語ることにほかならない。その思いが強いほど、故人は私たちの心の中で生き続ける。ネットをやっていて本当によかったと思えるのが、こういう文章に出会えたときだ。

マスコミに載った追悼文では、『週刊SPA!』7月27日号の連載に鴻上尚史氏が書いた「僕が、つかさんの作品から感じた悲鳴にも似た感情」が話題を呼んでいる。『熱海殺人事件』に対する独自の解釈を書いたものだ。一読の価値があると思う。

高校演劇がなんでもありなら、こういうときこそ審査対象に

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口蹄疫の感染拡大防止で開催が危ぶまれていた第34回全国高等学校総合文化祭は、予定どおり宮崎県全域で8月1日~5日に開催されることになった。その一方で、北海道高校文化連盟十勝支部が地元畜産業への影響を懸念し、同支部から参加予定だった7校91名の辞退を決定した。十勝は前回2000年に口蹄疫が発生したとき、宮崎と共に感染が確認された地域で、基幹産業である畜産業への思いは、都市部に住む人間の想像を遥かに超えたものだろう。様々な意見があるだろうが、そこで暮らす方々の気持ちを尊重しなければならないと思う。

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文化審議会パブリックコメント、締切延長しなければ悲惨な数字だった!?

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締切が7月23日に延長された文化審議会文化政策部会「審議経過報告」に対する意見募集の動向を、企業メセナ協議会が詳細に追っている。

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優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業、芸術拠点形成事業の採択結果について

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文化庁から平成22年度「優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業」の採択結果が7月5日発表された。平成22年度芸術拠点形成事業の採択結果も発表されたが、こちらはいつ掲載されたのかわからない。PDFファイルをダウンロードしてプロパティを見ると、6月15日作成・6月21日更新になっているので、それ以降だろう。

芸術拠点形成事業は文化庁サイトのトップページに更新情報を掲載せず、ファイルだけを追加しているので、利用者が気づかないと思う。これまで助成事業の採択結果は、「芸術創造活動の振興」ページにある「文化芸術創造プラン」採択事業の中で紹介されてきた。それが今年度は各募集ページの見出し横にアップするようになった。掲出方法を変えるなら、きちんと案内すべきだろう。今回に限らず、文化庁サイトにはこうしたユーザビリティのなさが目立つ。本気で情報発信しようという意思があるのだろうか。文書をスキャンした巨大PDFファイルも散見されるし……。限られた職員で奮闘しているという話も耳にするが、もっと利用者のことを考えた更新をしていただきたい。

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福岡・九州地域演劇祭の理由・目的について

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fringeブログ「さくてき博多一本締め」を担当している高崎です。
今年の8月下旬に公演初日を迎える、福岡・九州地域演劇祭の総合プロデューサーをしています。
本企画のうち他地域でも参考・応用になると思われる部分について、書いていきたいと思います。

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チラシ束への折込順を根本から見直そう

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観客にとってチラシ束を魅力的にする方法第3弾。現状のチラシ束を受け取って感じるのは、あまりに情報が整理されていないということだ。チラシごとには整理されているのだが、それが無秩序に折り込まれているので、観客心理として「情報を受け取った」というより、「紙の山を受け取ってしまった」と感じる部分があるのではないだろうか。自分に必要なチラシだけ抜き、あとはイスの下に置いていく観客を散見するが、たぶんそうした感情からではないかと思う。

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演劇祭なら単独チラシはつくらず、統一チラシだけにしよう

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観客にとってチラシ束を魅力的にする方法第2弾として、演劇祭では参加団体が独自にチラシをつくらず、事務局が作成する統一チラシだけにすることを提言したい。

本番まで実態のない演劇公演にとって、チラシはアイデンティティをカンパニーに与える力があり、それだけにこだわりを見せる主宰も多い。参加団体が独自のデザインで単独チラシをつくりたい気持ちもわかるが、その費用を持ち寄って統一チラシを作成したほうが、演劇祭としての一体感が強まるし、観客にとっても1種類のチラシで全情報を得ることが出来る。

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