作成者別アーカイブ: 荻野達也

ウィキペディアとギンギラ太陽’s

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インターネットのフリー百科事典「ウィキペディア」(Wikipedia)が、どんどん充実しています。時事的な項目、見解が分かれる項目は、どの出版物よりもここが詳しいのではないかと思うほどです。議論が白熱して「中立的な観点」「半保護」「保護」のアラートが出ると、わくわくします。昨日はもちろん「亀田史郎」「やくみつる」が「半保護」になりました。

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『ヘルメットをかぶった君に会いたい』

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鴻上尚史氏初の小説ということで読みました。世代的にこういう話を書きたかったことはよく理解出来ますし、現実の動きとリンクさせたノンフィクション風の構成も、明らかに創作とわかる終盤を除けばおもしろいのですが、その意味で帯の「これは“小説”です」は興醒めに感じます。『すばる』連載時はもっとぼかしていたのかも知れませんが、だったら単行本でもその設定を貫いてほしかったと思います。

ヘルメットをかぶった君に会いたい
鴻上 尚史
集英社
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グラフィティのない街

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京都の街を美しいと感じる理由の一つに、グラフィティがないことが挙げられると思います。

もちろん皆無ではなく、あるところにはあるのでしょうが、今回TOKYOSCAPEで京都を訪れ、それなりに歩き回った中では、同志社周辺でタギングを2か所見つけただけでした。普通の住宅街にも侵食している東京に比べると、雲泥の差に思えます。

地域創造「演劇制作マニュアル」

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地域創造がかねてより発行を発表していた「演劇制作マニュアル」が、すでに全国の公共ホールに配られているそうです。「えんげき中毒 ~毎日公演体制中~」によると、全147ページで演劇制作に特化した内容とのこと。

「公共ホール職員のための決定版・制作基礎知識」のように、一般の希望者に頒布してもらえないでしょうか。このときは私も周囲に薦めまくり、初回頒布時は企画協力していた制作ワークショップで使うため、30冊ほどいただきました。

地域創造の英断に期待しています。

Firefoxへの対応

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fringeはInternet Explorer 6のみで表示確認してきましたが、他ブラウザ利用者の増加に配慮して、Firefox 1.5で画面が崩れないよう対応を実施しました。

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TOKYOSCAPE本日開幕

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TOKYOSCAPEが本日のユニークポイントから開幕します。上演作『トリガー』は第16回テアトロ新人戯曲賞受賞作。初日は観客歓迎のオープニングパーティーがあります。アトリエ劇研では9月に第17回受賞作『アメリカ』も上演されますので、奇遇にも受賞作を順番に観ることが出来るわけです。こういうことはめったにないでしょう。

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維新派はダンスか

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維新派の最新作はコンテンポラリーダンスだと唱える中西理氏(演劇コラムニスト)と、それに対する門行人氏(ダンス評論家)のやりとりです。興味深いです。

演出家の定義

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6月30日発行の日本劇団協議会機関誌『join』53号ロングインタビュー「THEATRE NOW」は、鈴木裕美氏(自転車キンクリーツカンパニー)でした(聞き手は演劇評論家の長谷部浩氏)。その中で小劇場系に演出専業が少ないことについて、

やっぱり自作の演出しかしない人は演出家じゃないとは思っているんですよね。ものをつくる人、演劇をつくる人としてとても優れていると思うし、すごいなと思うんだけど、自作しかやんない人は演出家じゃないんだよなぁ……。

と語っています。「じゃあ野田秀樹は、演出家ではない?」という長谷部氏の問いに、

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ロングラン定着で小劇場演劇から〈負の連鎖〉を断ち切れ!

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小劇場演劇にロングラン公演がなぜ必要なのか、ロングランによって小劇場界がどう変わるのか。その全体像を説明したいと思っていましたが、[ケーススタディ]に「ロングラン定着で小劇場演劇から〈負の連鎖〉を断ち切れ!」を掲載しました。

ロングランで(劇場での)公演数そのものを減らし、結果的に劇場公演のクオリティを上げ、一般の観客の演劇に対する信頼感を獲得するのが究極の目標です。演劇を映画と対等の存在にするには、これしかないと思っています。動員至上主義ではなく、演劇を社会に根付かせるための戦略です。

ご意見は[質問掲示板]へお願いいたします。

演劇以外のアーツマネジメントセミナー

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熊本県立劇場主催の舞台芸術制作セミナー公開講座「広報・宣伝/ホールへの集客を図る」が、10月7日の開催まで約3か月あるのに早くも定員20名に達しました。来年1月まで続く「コンサートのつくり方」の中の1講座ですが、カリキュラムの多くは演劇にも使えると思いますし、制作者も注目してほしいと思います。「Neutral A Go Go!」によると、高校演劇の生徒も受講しているとか。

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