TOKYOSCAPEが本日のユニークポイントから開幕します。上演作『トリガー』は第16回テアトロ新人戯曲賞受賞作。初日は観客歓迎のオープニングパーティーがあります。アトリエ劇研では9月に第17回受賞作『アメリカ』も上演されますので、奇遇にも受賞作を順番に観ることが出来るわけです。こういうことはめったにないでしょう。
再演作品だけでラインナップされたフェスティバルですので、上演時間が判明しています。タイムテーブルは上演時間も一目でわかるように工夫されていますので、ハシゴの不安はありません。29日(土)なら4本、30日(日)は3本回ることが可能です。移動の際は公式サイトでダウンロード出来るアクセスマップをお手元に。
ポかリン記憶舎のソワレでは、会場の須佐命舎向かいにある岩神座ホールで、生ビールと餃子を販売するという魅力的な発表もありました。かつてこの町内には大谷竹次郎所有の岩神座という芝居小屋があり、松竹発祥の地と言えるそうです。そんな演劇ゆかりの地で上演されるポかリン記憶舎、関西でもファンの多い後藤飛鳥さんが出演しています。ポかリンで見る彼女は格別だと思います。
関西では知られていないカンパニーばかりですので、なかなか足を運びにくいかも知れません。けれど評判を聞いてから動くよりも、ときには自分が評判を流す側に回ってみませんか。演劇を巡る環境を変えていくのは、そういう行動ではないでしょうか。
本日は19:30開演ですので、北大路に19:10に着けば大丈夫でしょう。大阪からなら阪急で梅田18:14発の快特、JRなら大阪18:15発の新快速で間に合います。仕事帰りの京都も充分可能です。