この記事は2004年2月に掲載されたものです。
状況が変わったり、リンク先が変わっている可能性があります。



ある舞台監督さんの経歴

カテゴリー: しのぶの東京晴れ舞台 | 投稿日: | 投稿者:

●「fringe blog」は複数の筆者による執筆です。本記事の筆者は 高野しのぶ です。

Pocket

 第11回読売演劇大賞の大賞・最優秀演出家賞(鵜山仁)、最優秀スタッフ賞(勝柴次朗)の 受賞対象作品となった、ひょうご舞台芸術  『ニュルンベルク裁判』の当日パンフレットに面白いものを見つけました。

 出演者やスタッフの簡単な経歴が載っているのですが、舞台監督さんの経歴がなんとも・・・楽しい!

北条 孝(HOJO TAKASHI)/舞台監督
茨城県出身。1974年農業を志し上京。造園見習い2年で腰痛発生、進路変更し新橋「笛吹寿し」へ就職。5年後店主との行き違いにより退社。配管工見習いとして「杉山工運」就職。賭け事に開眼。5年後、86年東京バレエ団海外公演スタッフの末席に突然参加。舞台裏方として開眼。以降再々進路変更し、クラシック関係(バレエ、オペラ)を中心に裏方を続ける。ひょうご舞台芸術では『陽ざかりの女たち』(第16回)『青春・最終章』(第22回)『プルーフ/証明』(第23回)『ロンサム・ウエスト』(第25回)『扉を開けて、ミスターグリーン』(第27回)。その他『マリーローランサン物語』『黒蜥蜴』『双頭の鷲』などの美輪明宏作品、『風浪』『星の王子さま』『メトロに乗って』など。

 他の方々の経歴は本当に極シンプルなんですよ。なのにこの北条さんだけ・・・(笑)。
 文章の書き方もかなり狙ってますよね。
 すっごく魅力的な人なんだろうな~と勝手に想像しちゃいます。


ある舞台監督さんの経歴」への1件のフィードバック

  1. たにせみき

    造園・寿司・配管工などなどの全てが「舞監業」に役立っているのでは・・と推測します。
    だから「書くのアリ!」と思ったのかな?
    面白いですね~。
    私も「子育て」は制作業に役立っていると思いたいっ。

コメントは停止中です。