リニューアルに伴い、カテゴリー名を改めることにする。文体も変えるが他意はない。「フリンジのリフジン」は、以前から「演劇制作SNS」内のコミュニティに使っている名前で、これ以上のネーミングはないと思うので表でも使うことにした。
まず、fringeの更新が3月上旬から滞ったことだが、これは個人的な事情が複数重なったためで、個人サイトである以上、そういう事態になればどうしようもない。fringeは個人サイトだと明記しているにもかかわらず、いまだに組織が運営しているかのように錯覚している読者がいるが、純然たる個人サイトで、一人の人間が手作業で更新している。ここ数か月、事情により食事や睡眠さえ満足に取れなかった状況なので、サイト更新が手付かずになるのはやむを得ない。「fringeは公共性がある」など、一部で高い評価をいただいたりもしたが、属人的なサイトはその人がいなくなれば終わりだ。そのサイトが本当に公共性があり、かけがえのない存在だと思うのなら、カネを集めて組織で回していくしかない。fringeも常に寄付は募集していたが、それに応えてくださったのは本当に少数だった。寄付が集まれば、ライターを募集して組織による運営も考えたのだが……。人間、「身銭を切れるかどうか」で最後は決まるんじゃないかと思う。これは真実で、プロデュースというものはそういうものだ。身銭を切る覚悟があるかどうかだ。