6月19日に山小屋シアター(広島)でおこなわれた公開ディスカッション「地域にこだわって演劇をしよう」は、地域で演劇をすることについての内容でしたが、限られた時間で有意義な成果が残せたと思います。
相当なボリュームの仕事をされた事務局の方には酷な要望ですが、ぜひこの議事録は公開を検討していただければ幸いです。
このディスカッションの中で、地域間交流を活性化させることが、中央一極集中を緩和させることになるのではないかという杉山氏の考えは、示唆深いものを感じました。
PmP2007では、地域間交流をおこなう制作者がテーマとなっていましたが、その先にある形があらためて示されたと言えるでしょう。
近年、演劇公演の地域間交流が活発になってきていると感じます。PmPやC.T.T.による地域演劇制作者のネットワークがその土台になっていることは疑いがなく、今後もこの流れが加速していくことを願っています。