これまで関西演劇関係者のアーツマネジメント系セミナーへの参加率の低さを嘆いてきましたが、これに応募がないようなら本当に終わりでしょう。シアトリカル應典院で月1回木曜なら都合をつけられるでしょう。しかも無料です。
ここに出たからといって、すぐに使えるノウハウを聞けるわけではないと思いますが、カンパニーの長期計画や戦略の重要性を自覚し、それぞれの集団が自信を持って表現に取り組める再スタートの場にしてほしいと思います。
「オリジナルのワークショップを創る研究会」の基本編的な内容になるようですが、このネーミングは東京の小劇場界を意識改革した【P4】の「若い演劇人のための集中講座」を彷彿させます。「集中講座」が関西劇団ブームから東京パワー台頭へのシフトを支えたように、今度は「基礎講座」が再び関西を熱くさせることを願っています。
締切は6月3日(日)必着です。
「無料」は凄いですね。
福岡でも7月に制作初心者向けの講座を担当しますが、利賀での「若い演劇人のための・・」を思うと、制作作業を振られた人、ではなくまずカンパニーの代表(決定権のある人)に、参加してもらう場も、セッティングできたらなぁと思うところです。
団体全体の意識として「制作者」を判ってないと、いつまでたっても「雑用係」ですから・・・。
無料に関しては、主催をアゴラ企画にしていますので、こまばアゴラ劇場の文化庁芸術拠点形成事業の一環という位置づけにするのではないでしょうか。劇場外でのアウトリーチ活動ですね。