この記事は2003年12月に掲載されたものです。
状況が変わったり、リンク先が変わっている可能性があります。



東京芸術劇場のエスカレーター

カテゴリー: fringeのトピック以前 | 投稿日: | 投稿者:

●「fringe blog」は複数の筆者による執筆です。本記事の筆者は 荻野達也 です。

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芸術見本市2003東京で、昨年に引き続きセミナーに出演させていただきました。

今年は燐光群/(有)グッドフェローズ制作の古元道広氏をお招きし、旅公演の企画と運営について、じっくりお話を伺いました。燐光群の理念に迫る興味深い内容だったと思います。昨年のようにfringeでの掲載も予定していますので、お楽しみに。

会場となった東京芸術劇場は、1階から5階まで直通エスカレーターがあります。普段の公演では人が周囲にいるせいか、特になにも感じなかったのですが、朝早く一人だけで乗ってみると、けっこう怖いものですね。吹き抜けの巨大空間の中を行くわけで、高所恐怖症だと厳しいものがあると思います。

この劇場、小ホール→中ホール→大ホールという階層構造になっていて、いろいろ物議を醸した建築ですが、敷地を通る地下鉄の振動対策だそうです。大ホール(コンサート専用ホール)を上に配置することで、地下鉄への絶対的な対策にしたそうです。

東京芸術劇場のエスカレーターは約40メートルですが、現在日本で最長のエスカレーターは東京・りんかい線「大井町駅」の44メートルだそうです。こちらは密閉された空間ですので、全然怖くありません。