日経BP社「nikkei TRENDYnet」が、加藤昌史氏のロングインタビュー「演劇集団キャラメルボックス制作総指揮者が明かす『劇団をデジタル化する方法』」を12月6日付で掲載しています。
責任感と理念
8つの項目をあげてみます。
福岡都市圏は、一応国内で5番目くらいの都市圏ではあるが、それでも首都圏と比較すると、芸術文化環境の格差は著しいものがある。
とりあえず、ざっと思いつくだけでも以下の8つ項目で大きく水を空けられている。
1 劇場の環境
2 表現(者)の重層性、多様性の格差から来る学習環境、モチベーション保持環境
製作費シミュレーション
全国公立文化施設協会発行の情報誌『芸術情報アートエクスプレス』24号(2007年2月9日発行)で、小劇場系ユニットが都内の小劇場(キャパ180名)を6日間契約して公演した場合の製作費シミュレーションを、演劇ジャーナリストの土井美和子氏が掲載しています。
鳥の劇場
中島諒人氏が出身地・鳥取市で旗揚げした鳥の劇場。地元の日本海新聞は、毎週水曜に「鳥の劇場便り・鹿の国から」(関係者が執筆)、毎月第2日曜に「創造都市鳥取を夢見て・中島諒人の演劇ノート」を連載中で、前者はすでに36回、後者は19回を数えています。
演劇人が地元紙に連載を持つのはめずらしくありませんが、2本も長期連載を続けるのは異例だと思います。
24日は鳥取初の「踊りに行くぜ!!」が開催されました。「JCDNうろうろ日記」が劇場の様子も含めて詳細にリポートしています。動員は県外からも含めて超満員の210名。打ち上げは近所の食事処から地元料理をケータリング。宿はもちろん鹿野温泉。これは読んでいてうらやましい内容です。
阿部寛氏の転機
阿部寛氏はいまでこそ評価されていますが、デビュー当時は本当に大根だったと思います。結婚発表で『はいからさんが通る』(1987年・東映)の映像がワイドショーで流れましたが、ご本人も経歴から抹消したいと思っていたのではないでしょうか(2004年にDVD化されてしまいました)。
表現団体の人は、環境のことを言いにくいので、
表現団体の人は、地域の芸術文化の環境の問題を言いにくい。
なぜなら、圧倒的におもしろい芝居を自らの才能と努力で生み出せば、どのような環境・地域であっても全国から注目を浴びるような大成功が可能だと信じているからである。
さらに、その理由を芸術文化環境や地域格差の問題にすることは表現者精神の敗北であると、意識しているかどうかの差はあれども、鋭敏に感じ取っているからだと思う。
『SAMURAI佐藤可士和のつくり方』
著名なアートディレクターである佐藤可士和氏をどうプロデュースしてきたかを、夫人でもある佐藤悦子マネージャーが語り下ろしたものです。こうした派手な広告の世界は小劇場と違うと感じる方も多いと思いますが、この本に限ってはアーティストとどう付き合うべきかという点で、非常に参考になる記述が散見されます。
世の中には、「アーティストは人生のエッジを歩んで表現を生み出しているのだから、作品が素晴らしければ私生活は問わない。社会との媒介はマネージャーが務めればよい」という考え方もありますが、この本で悦子氏は、
と語り、時間の厳守、挨拶やお礼の重要性、身だしなみのコントロールなど、どのような言葉で可士和氏に納得させたかを具体的に紹介しています。ジーンズで出席しようとしたパーティーをスーツに変えさせたこともあれば、場の趣旨によっては逆に派手な格好をさせることもあるそうです。
言葉の定義。について。
このさくてき博多一本締めの投稿については、以下の言葉の定義を基本にしたいと思います。文脈により変化することがありますが、どの定義で使っているかは、なるべくわかるような文脈にしたいと思います。
芸術文化環境の地域格差をテーマに
みなさま、はじめまして。
福岡で小劇場系演劇の支援を中心に活動しているPINstage(ピンステージ)の高崎といいます。
福岡のNPO法人FPAP(エフパップ)のボランティア事務局長もしており、小劇場ぽんプラザホールの運営をしながら、各種の自主事業で福岡・九州の舞台芸術の支援をおこなっております。
福岡という地域からの視点で、芸術文化環境の地域格差をテーマに、fringeブログに投稿していきたいと思います。なにかとよろしくお願いいたします。