「blog branch of ka-i-ka-n.」に舞台・テレビジョン照明技術者技能認定のことが書かれていて、興味深く拝見しました。確かに技能認定の有無と実力は全く関係ないわけで、それが現場に軋轢を起こしているのだとしたら、なんのための制度かということになるでしょう。
私は逆に制作者には資格が欲しいなと思っている人間です。学芸員資格や司書資格と同じ性格のものを考えています。いずれきちんと提言したいと思いますが、資格で差別化を図るのが目的ではなく、制作者として最低限の知識や理念を身に着けるための指針として、資格取得の条件が示されるとよいと思っています。そうすれば、大学のアーツマネジメント課程などは、必ずそれに沿ったカリキュラムにするはずですから。