[トピック]でご紹介した京都・劇団衛星の『珠光の庵』。7月1日初日で気になっていたのですが、「Scorpion Blog」に素晴らしい文章が掲載されました。
当事者にとって、これほど励まされるものはないでしょう。ネタバレは一切せずに、カンパニーの方向性を的確に評価する。企画を進めてきた者にとって、勲章のような文章だと思います。
演劇界では作品レベルの批評はあっても、カンパニーをプロデュースする長期的な視点からの批評というのは、ほとんどお目にかかったことがありません。カンパニーの歩みの中で、いまなぜこの作品が上演されるのか、組織としてどんな意味を持っているのかまで踏み込んだ考察が、本来なら必要だと思います。そうでないと、演劇制作というクリエイティブな作業への正当な評価は望めないからです。
私も、もっと制作者を勇気づける文章を書いていきたい。改めてそう感じさせられました。
個人的演劇制作の歴史、語ります(1)
演劇制作についての情報サイト「fringe」で、先日ここエントリーした劇団衛星の