全国の制作者にぜひ読んでもらいたい本がまた出ました。
山形県酒田市で、映画評論家・淀川長治氏に「おそらく世界一の映画館」と言わしめたグリーン・ハウスと、多くの食通・文化人を唸らせ、「日本一のフランス料理店」の評判を集めた「ル・ポットフー」の支配人を務めた佐藤久一(きゅういち)氏の生涯を克明に綴ったノンフィクションです。
講談社
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全国の制作者にぜひ読んでもらいたい本がまた出ました。
山形県酒田市で、映画評論家・淀川長治氏に「おそらく世界一の映画館」と言わしめたグリーン・ハウスと、多くの食通・文化人を唸らせ、「日本一のフランス料理店」の評判を集めた「ル・ポットフー」の支配人を務めた佐藤久一(きゅういち)氏の生涯を克明に綴ったノンフィクションです。
パンフレット「地域を超える制作者」の配布先情報を更新しました。各地の配布先が追加されたのに加え、盛岡、新潟、東京、横浜でも配布協力をお願いしましたので、お近くの方はぜひ入手してみてください。
記載されている以外にも部数は限られますが、私からはまつもと市民芸術館、長岡市芸術文化振興財団、金沢市民芸術村、高知演劇ネットワーク・演会などにもお送りしました。
企業メセナ協議会にもお送りしたところ、「ネットTAMブログ」で大きくご紹介いただきました。パンフレットに登場するNPO法人FPAPは、「トヨタ・アートマネジメントフォーラム2007」分科会Eの運営を担当していますので、その前後の流れをご理解いただけたものと思います。
「なにもかもが、つながっていく」というのはパンフレットの森忠治プロデューサー(トライポッド)の言葉ですが、まさにそういうことだと思います。
パンフレット「地域を超える制作者」の配布先情報を掲載しました。今後も追加していきますので、お近くの方は冊子版もぜひ入手してみてください。
この春は演劇界で大型人事が目につきます。
人事は最もデリケートなことなので、知っていても公表されない限り書けないのですが、中でも特筆すべきは高萩宏氏が世田谷パブリックシアターから東京芸術劇場へ移られたことでしょう。東京芸術劇場は野田秀樹氏を芸術監督に迎えることを発表したばかり。遊眠社を支えた二人が1989年以来19年ぶりに同じ組織に集うわけで、演劇ファンなら期待を掻き立てられることと思います。
高萩氏が『熱風』に書かれたとおり、こんなことがあるから人生は面白いのです。
演劇制作者にも広くオススメしたい映画プロデューサーの自伝です。
後発の日本ヘラルド映画(現・角川映画)にいた原正人氏が、大手に対抗するためマーケティングを強化し、「宣伝のヘラルド」の異名を欲しいままにした時代。ヘラルド・エースでミニシアターブームを巻き起こし、本格的に製作に乗り出していく逸話の数々。資本が角川書店に移ってエース・ピクチャーズへ社名変更し、合併でアスミック・エースエンタテインメントになって、製作色がさらに強まっていった近年。これらを誰もが知っている作品のエピソードで語るわけですから、面白くないわけがありません。
Amazonへのリンクツールを「G-Tools」に変更しました。Amazonデータベースへのアクセスに最新バージョン(ECS 4.0)を使用しているため、価格と在庫状況が毎回最新になるのが特徴です。この部分の背景色を変えてみましたので、わかりやすいかと思います。
これまで使わせていただいた「amazlet」はデザイン的に好きですが、3月末で廃止される前バージョン(ECS 3.0)で作成されています。現時点で今後の対応が不明のため、変更させていただくことにしました。なお、これまでに作成したURLは4月以降も有効とのことです。
(2008年2月14日追記)
「amazlet」も期日までにECS4.0に対応されるそうです。
「くりおね あくえりあむ」さんが、作者の伊藤直也氏に直接問い合わせたそうです。くりおねさんは「amazlet」をずっと使われていて、とても参考になりました。
社団法人日本劇団協議会広報委員会の依頼で、同協議会機関誌『join』60号特集「私が選ぶ2007年ベストワン」へ寄稿しました。3月31日発行予定です。
当然ながら、私が知り得る限られた範囲からの選択です。全国には、まだまだ素晴らしい作品が埋もれているかも知れません。
いわゆる「時間術」を紹介したビジネス書では、いちばんしっくりきました。要は早めの締切を設け、自分自身を追い込んでいくしかないということですね。締切を守れない演劇人にもオススメです。