この記事は2004年10月に掲載されたものです。
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幕見のない歌舞伎なんて……

カテゴリー: fringeのトピック以前 | 投稿日: | 投稿者:

●「fringe blog」は複数の筆者による執筆です。本記事の筆者は 荻野達也 です。

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国立劇場「社会人のための歌舞伎教室」という名目でやっと幕見を始めますが、私は東京で歌舞伎の魅力にはまったという人を複数知っています。

共通点は始めから歌舞伎ファンだったというわけではなく、単身赴任で時間を持て余しているときに、幕見や会員組織「歌舞伎会」を通じて歌舞伎座に親しんだということ。東銀座という立地もあると思いますが、仕事帰りに数百円で観られる幕見というのは、素晴らしいきっかけになると思います。

今月は『実盛物語』が18:25~19:45で800円、『雪暮夜入谷畦道』が20:00~21:08で800円(上演時間の分数まで出るのがすごい)。16:30開演の国立劇場の敷居の高さとは、雲泥の差だと思います。

幕見は福岡の博多座もやっています。2,000円前後と高めですが、座席は結構いいようです。


幕見のない歌舞伎なんて……」への1件のフィードバック

  1. 川南恵

    幕見、好きです。
    私もよく利用しました。
    ちょっとした時間で贅沢な観劇ができるのが素敵です。

    大阪松竹座や京都南座もやってくれないかしら。

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