ロジックツリーを中高生向けにわかりやすく説明したもので、社会人には物足りないと思いますが、それでも私が紹介するのは、本書に取り上げられている「中学生バンド『キノコLovers』を救え!」の事例(コンサートに聴衆を集めたい)が、制作者にプロモーションの原点を思い出させてくれるからです。
ホームルームに各教室を回って宣伝させてもらったり、黒板にコピーを書いておくなど、自分たちに出来ることはなにかを考え、それを実行する大切さを思い出させてくれます。観客が入らないことについて、著者のサイト「問題解決キッズ」にある「“どうせ、どうせ”子ちゃん」のように考えている制作者が多いのではないでしょうか。
ダイヤモンド社
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