高校演劇については、fringe blogでも2回(「高校演劇の不思議」「続・高校演劇の不思議」)に渡って議論しましたが、今年の全国高等学校演劇大会(全国高等学校総合文化祭演劇部門)は、青森県立青森中央高等学校が最優秀賞(文部科学大臣奨励賞)になりました。
作成者別アーカイブ: 荻野達也
地震と『姑獲鳥の夏』
『レプリークBis』年度内にもう1冊
ムックで復刊された『レプリークBis』について、産経新聞ENAKが詳しい紹介をしています。それによると、「来年3月までにはもう1冊出したい」そうです。
イープラスのギンギラ太陽’s紹介が熱い
10月のギンギラ太陽’s東京公演ですが、イープラスの特集ページが力入っています。パルコ劇場公式サイトより、こちらのほうがわかりやすいでしょう。出演者コメントは同じものがイープラスはFlash、パルコはQuickTimeで提供されています。
イープラスの特集ページは最近目を見張る充実ぶりで、小劇場系も少しずつ取り上げられるようになりました。要チェックです。
ギンギラ太陽’s公式サイトも独自ドメインになりましたね。
映画『くまちゃん』
『舞姫 テレプシコーラ』
遅ればせながら、『舞姫 テレプシコーラ』をコミックス最新刊まで読みました。
メディアファクトリー
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山岸涼子氏は私のコミックスベストワンである『日出処の天子』の作者なので、本来ならもっと早く目を通すべきでした。私は最高傑作が『日出処の天子』、作家の歩みそのものに共感するのが成田美名子氏なのです。『日出処の天子』はやはり別格だと思います。1992年に雑誌『CREA』がやった「大アンケートによる永遠の少女マンガベスト100」でも、1位『ポーの一族』、2位『日出処の天子』でした。
演劇ライターは不足している
このタイトルを見て、逆に「演劇ライターは飽和状態ではないか」と思われた方も多いと思います。どの雑誌を見ても、演劇ライターの顔ぶれはだいたい同じですからね。私自身、最近まで演劇ライターは充分足りていると思っていたのですが、よくよく考えてみると、「顔ぶれが同じなのは演劇ライターが不足しているからこそではないか」と感じるようになったのです。
劇場とアスベスト
アスベストが社会問題化していますが、以前からその恐怖は知られており、演劇関係者でも気にする方は少なくありませんでした。特に、天井近くでの作業が多い照明スタッフは心配されていたようです。
最近のニュースでアスベストが放置されている具体例が次々と紹介され、その野放図な状態に驚くばかりです。
■劇場とアスベストに関するネット上の発言
週刊StagePower掲示板「石綿被害」
BIG FACEの100文字日記「アスベスト」
+.。+いつもの顔で+.。+「アスベスト」
Alternative Note「アスベストの不安。」
LA FAMILLE, ET MOI ももすけの日記「懺悔しなくては」
タテヨコ企画の道案内と地図
タテヨコ企画が実際の幼稚園(文化教養学園・幼稚園部)を使って上演した『スクスク』を拝見しました。最寄りの地下鉄半蔵門線・新宿線「住吉駅」から徒歩約12分という場所で、多くの観客が初めて行く場所だったと思います。
公式サイトでもナビゲーションのページを特設し、夜はランドマークがほとんどないということで、夜でも識別出来る建物も紹介しています。私が訪れた日(7/7ソワレ)は、途中で道案内のスタッフが2名立っていました。
しかし、やはりわかりにくい。このような未知の場所を案内する方法として、私が感じたことを挙げておきます。イベント公演における会場案内の重要性は、劇場公演とは比べ物になりません。その意味で詳細に指摘したいと思います。
以下、ナビゲーションのページを開きながらお読みください。
宵々山はAIR-Kで演劇を語ろう
祇園祭真っ盛りの京都では、7月15日が宵々山になります。関西在住の演劇人の皆さんも楽しみにされていると思いますが、山鉾を見物したあとは西陣に足を伸ばし、AIR-Kで東京からやってきた演出家たちと語らいませんか。
この日、記者発表のためにTOKYOSCAPEの6名の演出家が来阪し、夜はAIR-Kに宿泊します。そのリビングルームで、雑談しようというものです。会費無料、好きなときに来て好きなときに帰る、自由な形式です。時間は20時ごろ~24時ごろだそうです。
TOKYOSCAPEの企画書は私が編集しました。2分冊で計32ページあるのですが、雑談会ではこれを縮小印刷したものを差し上げます。開催1年前のフェスティバルの企画書として参考になると思います。数に限りがありますので、お早めにどうぞ。
(2005年7月15日追記)
ホスト役を務められる田辺剛氏が詳細を書かれています。