毎日新聞北海道支社報道部副部長の浜田俊宏記者が、北海道支社版8月30日付朝刊にこんなコラムを書いています。
MSN毎日インタラクティブ「デスク席:札幌に芝居小屋を/北海道」
「札幌には小さな劇場はあるが立派すぎる」として、「50人も入れば満員になる、地下のライブハウスのような空間」がもっと繁華街に欲しいそうです。
毎日新聞北海道支社報道部副部長の浜田俊宏記者が、北海道支社版8月30日付朝刊にこんなコラムを書いています。
MSN毎日インタラクティブ「デスク席:札幌に芝居小屋を/北海道」
「札幌には小さな劇場はあるが立派すぎる」として、「50人も入れば満員になる、地下のライブハウスのような空間」がもっと繁華街に欲しいそうです。
スタジオジブリ広報誌『熱風』連載の高萩宏氏「夢の遊眠社と僕と演劇プロデューサーの仕事」については、必読だと書きましたが、まだ読んでいない制作者はいませんか。広報誌なので全国の常設書店で無料で手に入りますし、近くにない方は実費で定期購読が出来ます。若手の制作者なら、絶対に読んでください。
半年ごとに大学病院へ行く用事があるのですが、そのたびに進歩しているのに驚かされます。
つかこうへい事務所の公式サイトに掲載されている上演台本公開と非営利公演の上演料不要宣言について、「はてなブックマーク」に絶賛のブックマークが急増していると、J-CASTニュースが伝えています。
つかこうへい事務所は以前から同じスタンスなのですが、9月4日にブックマークされて急に広まったようです。
驚くべきアイデアの数々。ピエ・ブックスのハードカバーなので少々高いですが、立ち読みでもいいから全部目を通してください。
広告費をかけられる大企業だからこそ出来るものも多いですが、小劇場でも出来る低予算のアイデアもありますし、なによりそのセンスを見習ってほしいです。
バリバリのビジネス誌『プレジデント』9月3日号が、巻頭カラー「クローズアップニッポン」で「男の『宝塚』入門」を掲載していました。5ページに渡って宙組新トップの大和悠河氏と陽月華氏を大きく取り上げ、門外漢のビジネスマンを宝塚歌劇へ誘う内容でした。ファンからも好感を持たれる構成です。写真と文はいま注目のカメラマン、初沢亜利氏。
情報誌やサブカルチャー誌に載るのもいいけれど、小劇場もこういう雑誌に載るほうがずっと意味があるんじゃないかと私は思います。
連載「人に教えたくない店」欄には今村ねずみ氏(THE CONVOY SHOW)も登場していました。
JR中央線は人身事故が多発することで知られています。観客にとっても沿線の劇場にとっても悩ましい話ですが、中央線沿線の劇場で公演する場合、開演30分前の時点で事故が発生していたら、開演時間を15分遅らせるタイムスケジュールを予め組めないものでしょうか。中央線が人身事故の場合、快速の運転を取りやめて各停のみになることが多いのですが、私の経験では都心を横断しようと思っているときに、この差が約15分つきます。この約15分を担保することが出来れば、新宿以西の遅れはギリギリなんとかなるんじゃないかという発想です。
山口で演劇活動を続け、出身地の広島に戻ってC.T.T.広島事務局を始めた岩崎きえ氏(劇団無色透明主宰)が、広島では「本公演を目的とし終演と同時に解散するユニット」が主流になっていると記しています。
ロジックツリーを中高生向けにわかりやすく説明したもので、社会人には物足りないと思いますが、それでも私が紹介するのは、本書に取り上げられている「中学生バンド『キノコLovers』を救え!」の事例(コンサートに聴衆を集めたい)が、制作者にプロモーションの原点を思い出させてくれるからです。
ホームルームに各教室を回って宣伝させてもらったり、黒板にコピーを書いておくなど、自分たちに出来ることはなにかを考え、それを実行する大切さを思い出させてくれます。観客が入らないことについて、著者のサイト「問題解決キッズ」にある「“どうせ、どうせ”子ちゃん」のように考えている制作者が多いのではないでしょうか。