fringeのTOPICにも取り上げられましたが、6/30に新国立劇場演劇部門の新芸術監督が発表されました(関連ページ⇒1、2、3)。
演劇人有志と日本劇作家協会、日本演出者協会、国際演劇評論家協会日本センターが、7/14に芸術監督選定プロセスの詳細開示を求める会見を行いました。演劇情報サイト・ステージウェブで、その会見の様子が動画で見られます(取材:STAGEWEB編集部 柾木博行)。登壇者の発言は見たところおそらく無編集です。パソコンにかじりついて一時間ほどですべて拝見しました。
会場で配布された、永井愛さんの「芸術監督選定プロセスの詳細開示を求める声明」も全文掲載されています。衝撃的な内容です。芸術監督の選定を「時間がないから」と押し切って、無理やり「理事長の一任」という形にさせたように受け取れます。でもこれは新聞・ネット報道と、永井さんの声明および会見の動画を見る限りの私の感想です。新国立劇場側からの説明をぜひ聞きたいと思います。
本日の朝日東京版「私の視点」(蜷川幸雄「官僚主義で現場を殺すな」)友人から記事もらって読みました。
共感するところが多いです。
現場スタッフの声も聞きたいところです。
訂正です。
井上ひさしさんのコメントの中で、ご本人が「これは大嘘、妄想だから」とおっしゃった部分のみカットされているそうです。井上さんの動画を見れば納得です。
新聞などでは掲載されないことがわかって、このような動画記事は本当にありがたいです。
新国立劇場運営財団より、「芸術監督選定プロセスの詳細開示を求める声明」に対する回答として、「次期演劇芸術監督の選考とその考え方」が発表されました。
http://www.nntt.jac.go.jp/release/updata/20000451.html
7月28日に鵜山仁芸術監督が記者会見を開かれました。演劇情報サイト・ステージウェブに会見の様子、鵜山さんの声明文が掲載されています
http://www.stageweb.com/2008/07/post_85.html