この記事は2008年7月に掲載されたものです。
状況が変わったり、リンク先が変わっている可能性があります。



新国立劇場演劇部門の芸術監督人事について

カテゴリー: しのぶの東京晴れ舞台 | 投稿日: | 投稿者:

●「fringe blog」は複数の筆者による執筆です。本記事の筆者は 高野しのぶ です。

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 fringeのTOPICにも取り上げられましたが、6/30に新国立劇場演劇部門の新芸術監督が発表されました(関連ページ⇒)。

 演劇人有志と日本劇作家協会日本演出者協会、国際演劇評論家協会日本センターが、7/14に芸術監督選定プロセスの詳細開示を求める会見を行いました。演劇情報サイト・ステージウェブで、その会見の様子が動画で見られます(取材:STAGEWEB編集部 柾木博行)。登壇者の発言は見たところおそらく無編集です。パソコンにかじりついて一時間ほどですべて拝見しました。

 会場で配布された、永井愛さんの「芸術監督選定プロセスの詳細開示を求める声明」も全文掲載されています。衝撃的な内容です。芸術監督の選定を「時間がないから」と押し切って、無理やり「理事長の一任」という形にさせたように受け取れます。でもこれは新聞・ネット報道と、永井さんの声明および会見の動画を見る限りの私の感想です。新国立劇場側からの説明をぜひ聞きたいと思います。


新国立劇場演劇部門の芸術監督人事について」への4件のフィードバック

  1. tanise

    本日の朝日東京版「私の視点」(蜷川幸雄「官僚主義で現場を殺すな」)友人から記事もらって読みました。
    共感するところが多いです。
    現場スタッフの声も聞きたいところです。

  2. 高野しのぶ

    訂正です。
    井上ひさしさんのコメントの中で、ご本人が「これは大嘘、妄想だから」とおっしゃった部分のみカットされているそうです。井上さんの動画を見れば納得です。
    新聞などでは掲載されないことがわかって、このような動画記事は本当にありがたいです。

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