以前ご紹介したインタビューサイト「頭を下げれば大丈夫」に、初めて観客の方が登場しました。「アングラアンテナ」を書かれているニガツ氏で、fringe blogでもご紹介したことがあるウェブログです。
今回のインタビューのきっかけは、TOKYOSCAPEプレイベントの票券管理についての一連の書き込みだそうです。これに限らず、制作面に対する指摘も多く、全国の制作者必読だと思いますが、もし読んでいない方がいたら「演劇のQOS」というカテゴリーだけでも通読してください。
私が強調しておきたいのは、観客なら誰もがニガツ氏と似たことを感じているはずなのに、それに気づかない鈍感な演劇人が多すぎるということ。これは京都だけの問題ではなく、東京も含めて同じだと思います。ニガツ氏のような忠告してくださる観客がいるうちに直さないと、観客を増やすことなど夢のまた夢でしょう。その意味では聞き手の高橋良明氏も、もう少し危機感を持ってインタビューしてほしかったと思います。