いつもは冷静な京都の「ぼんの備忘録」が激怒しています。「今までの観劇で一番腹立たしい開演待ち、終演後となった」とのことです。ピースピット『呪いの姫子ちゃん』11月3日ソワレでの出来事です。
ピースピットの予約フォームに販売終了時間設定がないのはそのとおりで、公演終了後の本日見ても動くようになっていました。返信メールで予約番号が届けば、そりゃ誰だって予約成立だと思うでしょう。予約番号を送信してしまったのなら、たとえ間違いでも予約客として扱わなければダメだと思います。
上演時間3時間10分という大作で、終演時間が退出時間を超えるわけですから、終演後の物販がないこと自体は理解します。けれど有料パンフを発売しているのなら、開演前に当日客にもアナウンスしないといけないでしょう。
文章だけでは受付の混雑ぶりははっきりわかりませんが、全席指定なのに当日券が長時間待たされたということは、現金授受を伴う当日精算が相当数あったことになります。当日券が多くて押すのはわかりますが、当日精算が多くて押したのなら、なんのための全席指定かということになります。この点はHEP HALL側も指導すべきではないでしょうか。
若手カンパニーなら、こういう不手際もあるかも知れません。でも、ピースピットでしょ。制作面を重視していた惑星ピスタチオ出身の末満健一氏が主宰し、予約フォームのURLを見るとアナログエンジンに置いていますので、時間設定ぐらい可能だと思います。
作品は満足出来る内容だったそうですが、どんなに料理がおいしくても、サービスが悪い店には行きたくないはず。サービスも含めて観客は料金を払っているわけで、関係者はぼん氏の指摘を重く受け止めるべきではないでしょうか。
一般的に、エンタテインメント系のカンパニーはお手伝いさんが集まりやすく、フロントスタッフの技術を蓄積・継承していくのも比較的容易なはずです。観客が多いときほど真価が問われるわけですから、ぜひ体制を整えてほしいものです。
公演当日になっても予約フォームが動くサイト、トップページに「完売」と書いておきながら予約出来てしまうフォームは少なくありません。自分が観客の立場なら不安に思わないか、考えればすぐわかることだと思います。
取り上げていただき、ありがとうございます。
少し挑発的な書き方をしましたし、実際のところ頭にきて書いていましたので、反省しているところです。
ブログにも追記しますが、劇団と制作の方の名誉のために書いておきます。
私が感じた限り、受付は混乱しておらず、淡々と進んだと思います。
不穏な空気が流れることもなく、もし流れた時があったなら、それは私の時かと。
ただし、ロビーに観客がいなくなるまで、ほぼ7階にいましたので、感じた限りです。
何より反省すべきは、私は入場時に時計を確認していませんでした。ですから、劇場の雰囲気から押していると思い込んでいただけで、実際は押していなかった可能性があります。
時計を見る気持ちの余裕もなかったわけですが、反省しているところです。
ただ、入場してから余裕がなかったのも事実で、並んでいる時にも入場してからも、上演時間や途中休憩の説明もありませんでした。
当日券の観客への配慮がなさ過ぎると思います。
やはり芝居は当日券に限る
fringe経由でぼんの備忘録の内容。 内容は「お気の毒でした」の一言に尽きるわけですが、その噂の予約ページに訪れてみたら、 11月2日の昼夜、11月3日の夜がまだ予約できる!? ものすごく試してみたくて捨てアドを取ってフォームに入力するところまでやったんだけど、「大…