昨年9月から始まった、「Wonderland」におけるユニークポイント『脈拍のリズム』での劇評のあり方に関するコメントは平行線のまま進み、11月19日に私が同サイトを主宰する北嶋孝氏への質問を投げたところでストップしています。北嶋氏へはメールでもコメントをお願いしましたが、「推移を見守っている段階」とのことで、いまだお考えを聞かせていただいておりません。
私がこの件にこだわるのは、プレビューとレビューに対するジャーナリズムの考え方をはっきりさせたいからです。演劇を身近な表現にするためには、マスコミの関与は欠かせません。そこでジャーナリズムはどうあるべきなのか、それを語り合う好材料だと思っているのですが……。
北嶋氏ご自身は、様々な意見が出尽くしたあとで行司役として登場されることを望まれているのかも知れませんが、識者として海外事例や共同通信内部での体験談を積極的に発信されることを期待します。共同通信文化部出身者が「Wonderland」を主宰する意義は、そこにこそあると思うのですが。
個人的印象ですが、ネット上の劇評を見ると、この一件以来ネタバレを明示するレビューが増えたように感じます。少しでも影響を与えることが出来たなら幸いです。
先日知り合いの方から、ぼくの名前が出ていると聞かされて初めて、荻野さんがご自分のサイトにこういう形で書き込んでいることを知りました。反応が遅れてしまいましたが、短い感想をwonderland に残しました。また気付かないままになるとと恐縮です。これからご意見ご感想をwonderland に書き込んでいただけたら幸いです。コメントが載ればすぐ分かりますので。よろしくお願いします。
(注)当該ページへのリンクを書き込んだら、spam コメントとしてはねられてしまいました。恐縮ですが、wonderland サイトでご覧ください。