福岡ブルーノートの8月末閉店を毎日新聞西部本社版5月30日付朝刊が詳しく伝えています。識者のコメントは、
◇聴き方が多様化――福岡市中央区で約20年ジャズライブハウス「ニューコンボ」を経営する有田幹治さん(38)の話
もったいない気がする。音楽を聴く手段が多様化し、価値観の変化を示しているのでは。福岡の情報誌『シティ情報ふくおか』の休刊同様、最近の福岡の町を象徴するような出来事だ。
◇浅い福岡の文化――田村馨・福岡大商学部教授(都市集客論)の話
もともと福岡の文化的マーケットは深くない。演劇など興行も東京で当たったものしか持ってこない。人口的にも無理があり、逆によくここまでやってこられたという気がする。
うーむ。これだけ読むと、田村教授は福岡の地域づくり第一人者として、もっと提言すべきことがあるだろうと思いますが、紙幅の都合で極端にカットされてしまったのでしょうか。
田村教授のコメントは正しい現状分析かも知れませんが、それをどう変えていくかの具体的提言が研究者の役割だと私は思います。嘉穂劇場の復興など、福岡のポテンシャルを示す実例だってあると思います。文化政策の研究者や学生に強く言いたいのですが、いま演劇に必要なのは実践を伴える具体的提言です。
「浅い福岡の文化」という見出しに憤りを覚える方もいるでしょう。その思いを、ぜひ次の行動へのバネにしてください。
どうした福岡
どうした福岡拝見しました。
私、田村さんとはほんのちょっとだけ面識があるのですが、おそらく
紙面の都合っぽいですね・・・
電話でちょろっと聞いただけみたいな雰囲気ですし。
特にタイトルの部分は、記者の方の手によるもの風ですね。
田村さんは具体的な活動…