ラインナップが発表されました。
北九州演劇祭のサイトを見て下さいまし。
サイトももっと充実させたいのですが、かつかつのスタッフで(財団職員さんが)頑張ってやってますので、長い目でみてください。
私は演劇祭の実行委員なわけですが、「制作者」としてのお仕事としては、市民企画の「アドバイザー」をやっています。
今回は夢の工場という小劇場系カンパニーが、メンバー一同「制作チーム」を組んで、「日頃は出来ない企画にチャレンジ!」という座組みです。
本格的な制作が初めての方々なので、様子を見つつ、アドバイスするという役回りです。
でも彼ら全然、大丈夫ですけどね。
これは地元の「後に繋がる」企画だと思ってます。
「日頃は出来ない」大きな部分は、舞台監督を東京から呼んだことでしょうか。
末永明彦さん。
新潟市芸術文化会館”りゅーとぴあ”の「演劇スタジオ」の中心スタッフを務めてらした方です。
もともとは制作もされていたようで、打合せなどの段取りもきめ細やかでいながら本当の優先順位への洞察が深いので、おおらかにお話しを進めて下さる方です。
市民企画という趣旨を理解の上、できるだけ地元に残るものを増やす形で進行を考えて下さいます。
良い出会いに、私も(接点は少ないながら)うれしく思ってます。
また美術や音響スタッフにも初めて組むプロの方々がズラリで、多分「10名を超えるスタッフ会議」も初めてなんじゃないかしら。
北九州演劇祭の事業は支出の管理が難しく、いわゆる財団決済なので「請求書を発行してくれる店」でしか買い物できないのです。
(なんぼかやり方はありますが)ケータリングのお茶ひとつ、そうです。
幸い、北九州芸術劇場の入っているリバーウォークの地下にあるダイエーで「月末締め(ツケ)」が可能なので、せっせと利用する話になりますが、手元の現金で動かせないと、舞監と制作はなかなかにやっかいでございます。
しかしこれも言ってみれば税金を使っての事業ですから、そのくらい当たり前・・・。
こんなとこでも「日頃は出来ない」努力をしてますので、どうぞその行方を見守って下さい。
内容も「料理をしながらの演劇」「同脚本で2バージョン、片方は全キャストが小学5・6年生」という、かなり面白そうな企画ですよ(これがまた小学生のパワーとセンスが凄いんだわ)。
上演は9月の3・4・5日。これを皮切りに、素敵な公演が並んでますよ!