この記事は2004年5月に掲載されたものです。
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関西こそウェブログで情報共有を

カテゴリー: fringeのトピック以前 | 投稿日: | 投稿者:

●「fringe blog」は複数の筆者による執筆です。本記事の筆者は 荻野達也 です。

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あの小暮宣雄氏が、「えんげきのぺーじ」一行レビューに「マレビトの会」を書かれていたのに驚きました。ご自分のサイトでも書かれていたので、ご本人に間違いないでしょう。検索で確認しましたが、小暮氏が一行レビューに書かれるのは初めてだと思います。

アトリエ劇研演劇祭以外に東京公演もありますので、そちらも意識されての書き込みだと思いますが、逆に言えば関西で速報レビューが蓄積される場がないということでしょう。昨年11月に再開された関西観劇ネットワークも、「観劇速報」は月10件程度の書き込みしかありませんし、関西発の評判を知りたければ、老舗の個人サイト群を巡回するしかありません。

この状況を救うのは、やはりウェブログではないかと思います。Bulkfeedsで「マレビトの会」を検索すると、本日現在3件。アトリエ劇研のスタッフだったというemizoさんの素敵なレビューも読むことが出来ました。子育て中の観劇は大変だと思いますが、これからも演劇に関わる文章を発信し続けてください。


関西こそウェブログで情報共有を」への2件のフィードバック

  1. emizo

    いつも拝見している「fringe blog」にTBいただけるとは! ありがとうございます。私も関西の観劇レビューを検索することが多いので、小暮さんの一行レビューを見つけたときはそこだけ光を放っているようでした(笑)

    関西の演劇を取り巻く状況は決して明るいものではありませんが、時に奇跡のような芝居を見ることができます。そのことを発信できたらと思いつつも、実際に芝居に触れないと何も書けません。今は芝居の現場を離れて、観劇すらままならない日々ですが、こんなニュートラルな立場だからこそ書けることもあるのではないかと思います。

    こうして検索をかけて探してくださる人がいるのですから、励みとしてもう少し芝居を見にいける環境づくりをしなければ…。

  2. 小暮宣雄

    萩野さま、どうもです。大昔(東京にいた頃 96.1まで)、えんげきのページにもずいぶん書いたようなかすかな記憶があります。なんで、今回、関西のページに書かなかったかというと、うーん。ちょっと他の人たちと年齢とか感じ方が違いすぎみたいで、それに違う感想がすでにあったりもしていたからかな。関西の観劇速報を見てはいるんですが(書いたりもしたんですが)。

    emizoさま 始めまして。観劇レビューを書くということのつながりをなかなかゆっくり実感できなかったのですが、今回はemizoさんのレビューも読めてよかったです。フリンジさまさまですね。

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